心不全療養指導士が誕生したのをご存知ですか
あらゆる心臓病の終末像とされる心不全患者の急増を受け「心不全療養指導士」が誕生し、活動を始めている。心不全は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に進行する。個々の生活に合った悪化スピードを遅らせる心不全との付き合い方をプロに学ばない手はないだろう。
あらゆる心臓病の終末像とされる心不全患者の急増を受け「心不全療養指導士」が誕生し、活動を始めている。心不全は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に進行する。個々の生活に合った悪化スピードを遅らせる心不全との付き合い方をプロに学ばない手はないだろう。
人知れず便秘に悩む日本人は1千万人を優に超えると推計されている。特に高齢者に多いのだが、数ある対策のなかで、シンバイオティクス効果を期待できる「ヤクルト400W」を、「シンバイオティクスとは何か」と併せて紹介する。食事を工夫すればシンバイオティクス効果も……。
高齢者には口臭が強い方が多いと言われる。その割合は10人に4人とも聞くが、その多くは年齢や健康状態に関係なく誰にでもある生理的口臭かドライマウスによるものだ。ただ、なかには病気が原因で起こる口臭もある。この病的口臭は原因を明らかにしてから消臭対策を。
更年期以降の女性に多い骨粗鬆症は、骨折や猫背、変形性関節症につながりやすい。予防策の要は、早い時期から定期的に骨量チェックを行うこと。最近は体組成計で推定骨量をチェックできるが、自治体の骨粗鬆症検診を受診して、検診後の指導も受けておきたい。予防にはミカンも。
「膝の痛み」の原因は多々あるが、40歳を過ぎて自覚する膝の痛みは、関節内の軟骨がすり減って滑りが悪くなることによる加齢変化だ。その軟骨部分に過分な負担がかからないよう、正座や和式トイレの利用、階段の昇降、長距離の歩行を避け、ベルトタイプのサポーター着用を。
歳をとっても自立した生活を続けるためにはフレイルの予防が必須だ。持病のコントロールや運動も欠かせないが、低栄養に陥らないことがフレイル予防の要だろう。加齢に伴い食べられる量は減少するが、その不足分を経腸栄養剤や栄養補助食品で補うことを提案したい。
生鮮野菜の「高知なす」に豊富に含まれるコリンエステルに血圧を改善する効果があることが確認され、機能性表示食品の仲間入りをしている。高血圧のなかでも若い世代に多い拡張期血圧(下の血圧)が高い高血圧で効果が期待できるとのこと。簡単な調理法も含め紹介する。
心不全については、あらゆる心臓病の終末像として説明されることが少なくない。しかし、心不全が仮に慢性化するようなことがあっても、専門学会作成の「心不全手帳」を活用してセルフケアを徹底すれば、悪化にブレーキをかけることはできる。この手帳の概要を紹介する。
高血圧のなかには診察室血圧は正常範囲でも、家庭で測定すると高血圧を示す「仮面高血圧」がある。そのなかに「早朝高血圧」と言って、起床する時点ですでに血圧が上がっていて、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高いタイプがあり、その発見には家庭血圧測定が必須だ。
嚥下障害があり食事などを飲み込む際にむせたり、咳き込んだりすると、誤嚥性肺炎につながりかねない。そこで嚥下食になるのだが、ビールやコーラを飲めなくなったと嘆く声が多いと聞く。この声に応え研究・開発された「とろみ付きビール」のつくり方を紹介する。
「ロコモ」が進行すれば要介護状態になるリスクが高まることはよく知られている。そこでロコモ予防にとロコモ体操がネット上でもテレビなどでも紹介されているのだが、運動負荷が大きすぎるとかえってロコモを進行させる。その予防に、まずはロコモチェックを。
高齢者に多いドライマウス(口腔乾燥症)は、薬の副作用として現れることが多い。なかには深刻な病のサインのこともあり、「口が渇くだけだから」などと見過ごしていると、食事摂取や日常会話に支障をきたし、QOL(生活の質)の低下を招くことも。気づいたら早めの受診を。
「臨床美術」をご存知でしょうか。絵を上手に描いたり、オブジェなどを上手に作るのではなく、自らの感性を働かせて個性を表現する創作活動に集中する時間が脳を活性化させ、認知症の予防や症状の改善につながるとして人気が高まりつつあると聞き、調べてみた。
中高年になれば程度の差はあれ誰もが気になってくる認知機能対策として、「おーいお茶」でお馴染みの伊藤園が認知機能にアプローチする抹茶ドリンクを新発売。認知機能のうち注意力と判断力の精度を高める効果が期待できるという。その効能について調べた。
全国8,000カ所にある「認知症カフェ」は認知症の方とその家族だけでなく地元の誰もが訪れることのできる、いわばサロンだ。認知症の方と触れ合うことには、実は認知症予防の観点から大きな意味があるという専門家の話とともに、認知症カフェの簡単な紹介を。