
高血圧なら熱中症が心配な猛暑日も塩分制限を
梅雨明け直後の猛暑で熱中症リスクが高まっている。「こまめに水分と塩分の補給を」とテレビなどでもアピールしているが、高血圧で減塩中の方は「塩分はこのままでいいのか、増やすべきか」迷っているのではないだろうか。日本高血圧学会のHPにその答えを見つけた。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
梅雨明け直後の猛暑で熱中症リスクが高まっている。「こまめに水分と塩分の補給を」とテレビなどでもアピールしているが、高血圧で減塩中の方は「塩分はこのままでいいのか、増やすべきか」迷っているのではないだろうか。日本高血圧学会のHPにその答えを見つけた。
介護保険が適用になる福祉用具の1つに、排泄ケアを受ける側の遠慮や気遣いとケアする側の負担を軽減できる「自動排泄処理装置」がある。寝たきりの状態で使用でき、おむつからの解放も期待できるこの装置について、使用するメリットや介護保険適用の条件等をまとめた。
デジタル技術により膀胱内の尿量を推定して排尿のタイミングを予測し、通知してくれるデバイス「排泄予測支援機器」が特定福祉用具販売の対象に加わった。購入費用が介護保険給付の適用となるのだ。膀胱が正常に機能している人はこの機器を活用してトイレでの排尿自立を。
高齢者は、男女の別なく便秘になりやすい要因が重なりがち。「たかが便秘」と軽視し、市販薬や民間療法で対応していると深刻な事態につながるリスクがある。どのようなときに医療機関を受診すべきなのか、とりわけ急を要するのはどのような症状がでたときなのかをまとめた。
医療処置やケアが必要な状態のまま退院して自宅での療養生活に移る際は、何かと不安を伴うもの。そこで、医療保険サービスの一環として、退院前や退院後に病棟看護師等による訪問指導を受けることができるという制度が用意されている。利用に必要ないくつかの条件を説明する。
ホルモン補充療法には、更年期症状の改善のみならず骨粗鬆症や動脈硬化を予防する効果も期待できることが知られるにつれ、徐々に関心が高まっている。特に、50代、60代、そして70代からも、始める時期ややめどきへの問い合わせが多いと聞き、その辺りの話をまとめた。
高血圧対策としての減塩療法において最近注目の指標に「ナトカリ比」がある。塩分(ナトリウム)と野菜や果物に多く含まれるカリウムはバランスが大事で、ナトリウムを減らす一方でカリウムはたっぷり摂って、ナトカリ比を下げることを目標に減塩療法を、という話をまとめた。
肝炎などの肝疾患では安静の必要性が強調されてきた。しかし、今や体を動かさずに筋肉を委縮させることは逆効果であるとして適度な運動がすすめられる。「第二の肝臓」とされる筋肉を鍛え、低下している肝機能を補完する方法として開発された「肝炎体操」を紹介する。
最近人気の栄養成分「GABA(ギャバ)」に高めの血圧を下げる効果があることをご存知だろうか。GABAは一部の生鮮野菜や果物などに含まれるが、トマトについては、GABA成分を強化した機能性表示食品やゲノム編集による「高GABAトマト」が血圧対策に活用できる。
在宅療養者とその介護者を悩ませる「褥瘡(床ずれ)」。その発現や悪化の原因が睡眠薬や鎮静薬の副作用というケースが珍しくないことが指摘されている。薬が必要以上に効きすぎて過度の深い鎮静状態になり、寝返りも打たないまま長時間寝入っていることで床ずれが……。
高齢者の増加に伴い乳がん患者のピークは閉経後の60代後半に移っている。高齢者の乳がんも最善の治療は手術で、術後には失った乳房を代替する一つの選択肢として人工乳房が使われる。この着脱可能な人工乳房を医療用ウイッグの会社が開発し、外見ケアに生かしている。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなか、高齢者の肺炎への関心が高まっている。高齢者の肺炎の原因菌で最も多い肺炎球菌は重症化しやすいのが特徴だが、日頃から健康的な生活を心がけていれば肺炎予防は可能だ。加えて、肺炎球菌ワクチンもある、という話を。
「マスクドライアイ」という言葉が生まれるほど、マスクの長時間着用が誘発するドライアイが増えている。ドライアイは加齢現象として起きやすく、高齢者に多い疾患の一つだが、コロナ禍の影響は目にも及んでいる。チェックリストを参考に、疑いがあれば早めの眼科受診を。
新型コロナウイルスのワクチンでお馴染みの米製薬大手ファイザー社がドイツのビオンテックと共同で「メッセンジャーRNA」による帯状疱疹ワクチンの開発に着手との報が流れた。折しも、高齢者を中心に帯状疱疹で受診する患者が増えているとのこと。どんな病気で治療法は?
お風呂好きで、入浴のたびに長風呂をしたり、体をゴシゴシ洗う習慣のある高齢者は「湿疹などのないかゆみ」に悩まされることが多い。加齢とともに減少している皮脂をさらに減らし、乾燥肌にさせていることが原因だ。入浴方法の見直しや保湿剤の使用に加え、下着は木綿ものを。