
便秘の悩みはシンバイオティクスで解消を
人知れず便秘に悩む日本人は1千万人を優に超えると推計されている。特に高齢者に多いのだが、数ある対策のなかで、シンバイオティクス効果を期待できる「ヤクルト400W」を、また食事を工夫してシンバイオティクス効果も……。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
人知れず便秘に悩む日本人は1千万人を優に超えると推計されている。特に高齢者に多いのだが、数ある対策のなかで、シンバイオティクス効果を期待できる「ヤクルト400W」を、また食事を工夫してシンバイオティクス効果も……。
糖質にはさまざまな性質のものがある。糖質カットや糖質オフを日々心掛けているのに、なかなか体重が減らない悩みを抱えている方には、糖質の「質」にこだわることを勧めたい。同時に、同じ炭水化物でも糖より食物繊維の含有量が多いものを選ぶ習慣を。
日本肝臓学会が初めて、受診の目安となる指標として「ALT(GPT)値30超え」を明示した。コロナ禍による巣ごもり生活の間の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足が影響して、脂肪肝などの肝疾患が増えている現状が背景にある。あなたの肝臓は大丈夫?
肥満などに関係して「倹約遺伝子」という言葉をよく見聞きする。エネルギーを節約して使い、余ったエネルギーは脂肪として蓄えるというこの遺伝子を日本人の3人に1人が保有しているそうだ。倹約遺伝子を保有しているか否かは遺伝子検査でわかるが……。
肝臓病で最も多いウイルス性肝炎は、自覚症状がないまま気づかずにいることが多いが、放置していると慢性化し、肝硬変や肝がんへと進むリスクがある。そのリスク低減のため、国が進める肝炎ウイルス検査についてポイントをまとめた。
歩行中に転倒しそうになることが何回か続くと「杖(ステッキ)」の使用を考える。最近はホームセンターなどでも簡単に購入できるが、自分に合った杖を選ぶには専門家のアドバイスを受けることをすすめたい。杖によっては介護保険でレンタルできるという話も。
「糖尿病」という病名に患者の約9割が抵抗感や不快感を抱いていることが調査で明らかになった。病気の実態と病名にズレがあり、マイナスイメージが先行しがちであることが理由だ。病気の実態を正確に表す病名への変更に向けて動き出している。
梅雨明け直後の猛暑で熱中症リスクが高まっている。「こまめに水分と塩分の補給を」とテレビなどでもアピールしているが、高血圧で減塩中の方は「塩分はこのままでいいのか、増やすべきか」迷っているのではないだろうか。日本高血圧学会のHPにその答えを見つけた。
高齢者は、男女の別なく便秘になりやすい要因が重なりがち。「たかが便秘」と軽視し、市販薬や民間療法で対応していると深刻な事態につながるリスクがある。どのようなときに医療機関を受診すべきなのか、とりわけ急を要するのはどのような症状がでたときなのかをまとめた。
医療処置やケアが必要な状態のまま退院して自宅での療養生活に移る際は、何かと不安が伴うもの。そこで、医療保険サービスの一環として、退院前や退院後に病棟看護師等による訪問指導を受けることができるという制度が用意されている。利用に必要ないくつかの条件を説明する。
ホルモン補充療法には、更年期症状の改善のみならず骨粗鬆症や動脈硬化を予防する効果も期待できることが知られるにつれ、徐々に関心が高まっている。特に、50代、60代、そして70代からも、始める時期ややめどきへの問い合わせが多いと聞き、その辺りの話をまとめた。
高血圧対策としての減塩療法において最近注目の指標に「ナトカリ比」がある。塩分(ナトリウム)と野菜や果物に多く含まれるカリウムはバランスが大事で、ナトリウムを減らす一方でカリウムはたっぷり摂って、ナトカリ比を下げることを目標に減塩療法を、という話をまとめた。
肝炎などの肝疾患では安静の必要性が強調されてきた。しかし、今や体を動かさずに筋肉を委縮させることは逆効果であるとして適度の運動がすすめられる。「第二の肝臓」とされる筋肉を鍛え、低下している肝機能を補完する方法として開発された「肝炎体操(10分体操)」を紹介する。
最近人気の栄養成分「GABA(ギャバ)」に高めの血圧を下げる効果があることをご存知だろうか。GABAは一部の生鮮野菜や果物などに含まれるが、トマトについては、GABA成分を強化した機能性表示食品やゲノム編集による「高GABAトマト」が血圧対策に活用できる。
在宅療養者とその介護者を悩ませる「褥瘡(床ずれ)」。その発現や悪化の原因が睡眠薬や鎮静薬の副作用というケースが珍しくないことが指摘されている。薬が必要以上に効きすぎて過度の深い鎮静状態になり、寝返りも打たないまま長時間寝入っていることで床ずれが……。