口から食べられなくなったとき一覧

「エンシュア」で食事を補ってみませんか

誤嚥リスクなどにより食事だけではカロリーも栄養素も十分とれないときは、不足分をエンシュア・リキッドなどの経腸栄養剤で補うことができる。あるいは経腸栄養剤を食事代わりにすることも。その際に利用できる経腸栄養剤の特長と効率的な利用方法をまとめた。

誤嚥しやすい方の水分補給にとろみ付き緑茶を

誤嚥リスクのある方の食事にと、ペースト食などとろみ付き食事の商品化が進んでいる。一方で水分補給に必須のお茶の類は、その都度とろみを付ける手間が必要だったが、その手間を省ける商品が市販されている。炭酸飲料やエンシュアなどのとろみの付け方も紹介する。

エンシュア等に「とろみ」をつけて誤嚥を防ぐ

嚥下障害があるとエンシュアなどの経腸栄養剤は流動性が高く、誤嚥しやすい。そのリスクを避けようと「とろみ調整用食品」でとろみをつけようとしても、うまく混ざらないという経験はないだろうか。その解決策として、二度混ぜ法を紹介。併せてとろみ調整用食品の使用法も。

明治メイバランスMiniカップを試してみた

食が細くなったとか、食事中にむせたり咳き込むことが多くなるなど、食事だけでは十分な栄養を補えないものの経腸栄養剤の処方を受けられないときに頼りになるのが市販の栄養補助食品だ。今回は歯の治療で満足に食事を摂れない経験を生かし、明治メイバランスを試飲してみた。

エンシュア・Hのコーヒー味が美味しくなった

食事代わり、または食事の不足分を補おうと経腸栄養剤を活用する高齢者は少なくない。数ある経腸栄養剤のなかでハイカロリータイプの「エンシュア・H」は人気と聞くが、その「コーヒー味」が、今どきの味から高齢者の嗜好に合わせた風味にリニューアルされたことを紹介する。

「エレンタール」をおいしく&効果的に飲む

エンシュアのような栄養ドリンク剤を食事代わりにしたいが牛乳アレルギーのために飲めない方には、エレンタールがおすすめだ。ただ、薬剤独特の味や匂いがあり長く続けにくいという難点がある。専用のフレーバーなども用意されているが、さらにおいしく飲む工夫をまとめた。

牛乳アレルギーでエンシュアを飲めない方へ

胃瘻や点滴などによる人工的栄養法を嫌い、口から食べることにこだわる人は少なくない。その際はエンシュアやエネーボ等の経口可能な経腸栄養剤が頼りになる。だが、牛乳アレルギーでそれらを利用できない方には安心して摂取可能なエレンタールを紹介する。

「エンシュア」を「イノラス」に変えてみたら

胃瘻や胃チューブに頼らずに最後まで自分の口で食べる選択をする患者に人気の「エンシュア・リキッド」。だが、歳を重ねるにつれ小食となり、1缶を飲み切れなくなることも珍しくない。そんな人のためにと、少量でも高たんぱく・高カロリーを補給できるイノラスを紹介する。

エンシュアに「エネーボ」の併用はどうかしら

エンシュアを食事代わりにしている先輩から、「エネーボ」という経腸栄養剤を併用することに意見を求められた。調べてみると、エンシュアに含まれていない微量元素や栄養成分が含まれている。たんぱく質含有量も多いのだが、最終判断はかかりつけ医になろう。

エンシュア等、経腸栄養剤による下痢の防ぎ方

クダやチューブを介しての人工栄養を嫌い、口から食べることにこだわるときにエンシュアは強力な助っ人だ。しかし、その濃厚さゆえに下痢をしやすく、そのために諦めてしまうことは珍しくない。が、室温程度の温かさにして少量ずつゆっくり飲めば、下痢は防げるという話を。

続けている胃ろうを中止して自然にゆだねたい

80代の母親の在宅介護を続ける友人から「半年ほど続けてきた胃ろうからの栄養補給を中止して自然にゆだねたいと母親が言い出した」と相談を受けた。もちろん本人の意思で中止はできるのだが、いくつか条件はある。そのことと、中止した後の口から食べる話をまとめた。

「自分で口から食べる」を助けてくれるスプーン

摂食嚥下障害があり医師から胃ろうなどの人工栄養を提案される人のなかには、食べる動作を工夫さえすれば自分自身で口から食べることができるという例が少なくない。そんな方のために、現役看護師が考案した画期的な「KT(口から食べる)スプーン」を紹介する。