
フレイルの前段階「サルコペニア」とたんぱく質
健康長寿を全うする条件の一つは足腰が丈夫であること。健脚を維持するには「サルコペニア」と呼ばれる筋肉量の減少による筋力低下を防ぎ、フレイルにすすめさせないことが課題となるが、そのために欠かせないのがたんぱく源、特にアミノ酸スコアの高い鶏卵を。
健康長寿を全うする条件の一つは足腰が丈夫であること。健脚を維持するには「サルコペニア」と呼ばれる筋肉量の減少による筋力低下を防ぎ、フレイルにすすめさせないことが課題となるが、そのために欠かせないのがたんぱく源、特にアミノ酸スコアの高い鶏卵を。
加齢性難聴は、高齢者に限らない。早い人では50代から始まり、75歳を過ぎると7割以上が「聞きとりにくさ」を自覚しているとのこと。放置していると認知機能の低下から認知症につながるリスクもあるだけに、早めに「補聴器相談医」に相談して補聴器の導入を。
医師や薬剤師からジェネリック医薬品への切り替えを提案され、答えに窮した経験はないだろうか。薬代が安くなることや飲みやすい剤形になっていることは魅力だが、有効成分は同じでも添加物は違うこと、ジェネリック医薬品のない先発医薬品があることは知っておきたい。
脳梗塞の後遺症として麻痺や関節の拘縮が起きた状態で移動にも支障があるような在宅療養者には、訪問リハビリとは別に「訪問マッサージ」というサービスが用意されている。自費で利用している方も少なくないと聞き、医師の同意書があれば医療保険が適用になることを紹介する。
コロナ禍が影響しているのだろうか。「人生の最期」について語られることが多くなっいる。日本財団が実施した調査では、最期の迎え方への考えや思いに親子間、つまり看取る側と看取られる側の間にずれがあることが明らかになっている。そのズレを埋める人生会議を!
立川らく朝さんは医学博士で落語家という異色さを生かし、「健康落語」で笑いが健康にいいことをアピールしてきた。遺作となった著書『笑って生きれば、笑って死ねる』のタイトルが示すように、「笑い」に象徴される「希望や生への意欲、陽気さ」が健康の素地となるのだと。
血液をサラサラにして固まりにくくし、血栓がつくられるのを防ぐ抗血栓薬の服用者は500万人を超えると聞く。心筋梗塞や脳梗塞などの治療・再発予防に欠かせない薬だ。だが、血液をサラサラにするために出血すると止血しにくいため、服用中は注意すべきことが多いことをまとめた。
在宅で要介護者を介護している家族を対象に行った調査で、48%の要介護者が低栄養の傾向にあるとの結果が報告されている。低栄養状態はフレイルに陥りやすく、栄養状態の改善は必須だ。手軽な栄養源として、良質なたんぱく源である「大人用粉ミルク」を紹介する。
がん患者、特にがん治療中の患者の新型コロナワクチン接種に関し、がん関連専門学会がQ&Aをまとめ公開している。結論は、メリットがリスクを上回るとして接種を推奨している。ただ、治療法によっては、接種のタイミングなどに配慮が必要で、主治医との相談が必須とのこと。
コロナ対策には免疫力を高める食事が鍵となるが、欠かせない食材の一つに発酵食品がある。その代表格の一つ、米味噌には赤味噌と白味噌とがある。たとえば味噌汁にその健康への効用をフルに生かすには、朝食には赤味噌、夕食には白味噌がいいという話を書いてみた。
コロナ禍でステイホームの時間が長くなり、活動量が減ったことにより食が進まずに痩せてきた方はいないだろうか。普通の食事をエンシュア・リキッドでカバーしていた叔父が、甘さと濃さで飲みにくいと、「ラコール」という総合栄養剤に替えてもらった話を紹介する
健康寿命を延ばす、つまり健康で長生きするために必要な、エビデンスのある予防的行動や習慣に関する提言が公表された。国内にある6つの高度専門医療研究センターが共同でまとめたもので、喫煙や飲酒、食事、心理社会的要因など10項目ある提言のなかからいくつかを紹介する
世界有数の鉱物資源が豊富な大地で育つ「ルイボス」の葉で作られる「ルイボスティー」は、豊富な各種ミネラルに加えて抗酸化物質も多く、免疫力を高める効果も期待できる。産地の南アフリカでは「不老長寿の飲み物」としてのルイボスティーを、コロナ対策にどうだろうか。
メガネを着用するように、目にかけて使える拡大鏡、いわゆる「メガネ型拡大鏡」が、両手を自由に使えるからと人気だが、老眼鏡代わりに使うなど、誤った使い方によりトラブルが起きるケースが少なくないようだ。国民生活センターによる最近の注意喚起と正しい使用法を紹介する。
冷え性にもいろいろあるが、手先や足先が季節に関係なく常に冷たい、いわゆる「末端冷え性」の人は脳梗塞になりやすいという。その理由と、自分でできる改善策について、脳神経外科医を取材した折の話を紹介する。最近は男性の末端冷え性も多いが、喫煙は禁物だそうだ。