マスクの長時間着用が誘発するドライアイ

「マスクドライアイ」という言葉が生まれるほど、マスクの長時間着用が誘発するドライアイが増えている。ドライアイは加齢現象として起きやすく、高齢者に多い疾患の一つだが、コロナ禍の影響は目にも及んでいる。チェックリストを参考に、疑いがあれば早めの眼科受診を。

人生会議では「これからの生き方」を話し合う

人生会議(ACP)があまり普及していない。その理由は「もしものとき」や「人生の最終段階」を強調しすぎる点にあるのではないだろうか。その点日本医師会は、ACPを「前向きにこれからの生き方を考える仕組み」としてとらえ、その方法を紹介しているという話をまとめた。

「人生会議」の短編ドラマ2作品が好評です

新型コロナウイルスの感染拡大が影響しているのか、自分のいのちの終わりを意識して終活に取り組む人が増えている。ただしその終活は、いわゆる身辺整理のレベルで終わることが多い。そんななか横浜市は、短編ドラマを作成して「人生会議」の大切さをアピールしている。

明治メイバランスMiniカップを試してみた

食が細くなったとか、食事中にむせたり咳き込むことが多くなるなど、食事だけでは十分な栄養を補えないものの経腸栄養剤の処方を受けられないときに頼りになるのが市販の栄養補助食品だ。今回は歯の治療で満足に食事を摂れない経験を生かし、明治メイバランスを試飲してみた。

痛みの緩和に「いたみノート」アプリの活用を

痛みは本人にしかわからない個人的かつ主観的な感覚で、客観的に評価することはまずできない。それを可能にする試みがいくつか進められている。その1つ、スマホアプリの「いたみノート」を紹介する。自分で記録したものを「痛み日誌」として医師と共有し、痛みの緩和に活用を。

認知症が心配ならチェックサイトで確認を

認知症は、残念ながら現時点でこれといった特効薬はない。しかし、早い時期にそのサインに気づき適切な対応をとれば、病気の進行を遅らせることができる場合もある。その早期発見のきっかけに、多くの自治体が導入している「認知症簡易チェックサイト」を紹介する。

糖質をカットしてもオリゴ糖はカットしないで

「糖質オフ」や「糖質カット」の加工食品や炊飯器などが人気だが、一方で同じ糖質なのに「オリゴ糖」には「腸にいい」「健康にいい」として注目を集めている。オリゴ糖とはカットの対象とされる砂糖などの糖質と何が違うのか、オリゴ糖の何が健康に資するのかを調べてみた。

湿疹はないのに体のかゆみが強いときの対処法

お風呂好きで、入浴のたびに長風呂をしたり、体をゴシゴシ洗う習慣のある高齢者は「湿疹などのないかゆみ」に悩まされることが多い。加齢とともに減少している皮脂をさらに減らし、乾燥肌にさせていることが原因だ。入浴方法の見直しや保湿剤の使用に加え、下着は木綿ものを。

「お酢で内臓脂肪を減らせる」には誤解が多い

「お酢ダイエット」という言葉があるように、お酢には「内臓脂肪を減少させる」「ダイエット効果がある」「食後血糖値の上昇を防ぐ」効果があるとして、毎日飲んでいる方が少なくない。しかし、お酢を飲んでいるだけでは、言われている健康効果は期待できないという話を。

耳鳴りがホワイトノイズで軽くなる!?

幻聴ではなく、「ジー」とか「キーン」といった耳鳴りに悩まされている方は少なくないという。不快さからイライラしたり、不眠になったりすることも。この耳鳴りがホワイトノイズを聴くことで軽減し、苦にならなくなったと聞き、その真偽の程を耳鼻科医に確認してみた。

睡眠時無呼吸症候群の検査が自宅でできる

いびきをかく人に多いのが、睡眠中に呼吸が浅くなったり、無呼吸になったりする睡眠時無呼吸症候群だ。熟睡できないために日中に強い眠気に襲われたり、集中力が低下したりして、大惨事につながることも。健康への影響も深刻だ。その検査を自宅でできるという話をまとめた。

心不全によるつらさも我慢しないで緩和ケアを

緩和ケアはがん患者のためのものと考えがちだが、そうではない。心不全に伴う息苦しさなどの苦痛やつらさを和らげるためにも緩和ケアが欠かせない。緩和ケアの目的は同じだが、症状が異なるようにケア内容も違ってくる。ただ、我慢しないでつらさを伝えることの大切さは同じだ。

エンシュア・Hのコーヒー味が美味しくなった

食事代わり、または食事の不足分を補おうと経腸栄養剤を活用する高齢者は少なくない。数ある経腸栄養剤のなかでハイカロリータイプの「エンシュア・H」は人気と聞くが、その「コーヒー味」が、今どきの味から高齢者の嗜好に合わせた風味にリニューアルされたことを紹介する。