認知症予防には「脳活」と「便通の改善」も
認知症予防と言えば「脳活」だ。しかし、国立がん研究センター研究チームの最近の報告によれば、便通の改善、つまり「腸活」も大事だと実感させられる。排便習慣と認知症の発症にただならぬ関係があることが、大規模な疫学調査で実証されている。その紹介を。
認知症予防と言えば「脳活」だ。しかし、国立がん研究センター研究チームの最近の報告によれば、便通の改善、つまり「腸活」も大事だと実感させられる。排便習慣と認知症の発症にただならぬ関係があることが、大規模な疫学調査で実証されている。その紹介を。
「ビジネスケアラー」という言葉を最近耳にするようになった。家族等の介護をしながら仕事を続けている人だが、介護のために仕事を辞めたり、セーブせざるを得ないケースが多いと聞く。そこで、「介護と仕事の両立」に活用してもらいたいサービスをまとめた。
「98%の日本人が骨の健康維持に必須のビタミンDが不足している」とのショッキングな調査結果が報告されている。その原因は、ビタミンDが体内で合成されるには日光が必須という特殊性にある。食事でビタミンDを補うと同時に十分な日光浴が必要だ。
視覚に何らかの障害があって「見えにくさ」を感じ、日常生活にさまざまな支障をきたしている方は少なくない。その「見えにくさ」を少しでも軽減できればと、視覚補助具などさまざまなロービジョンケアが用意されている。身障者手帳の取得から始まるその紹介を。
日本肝臓学会が初めて、受診の目安となる指標として「ALT(GPT)値30超え」を明示した。コロナ禍による巣ごもり生活の間の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎ、運動不足が影響して、脂肪肝などの肝疾患が増えている現状が背景にある。あなたの肝臓は大丈夫?
毎年6月14日は「認知症予防の日」。予防といっても「認知症にならない」方法はないが、認知症の発症を遅らせたり、仮に認知症になっても進行を緩やかにする方法はすでにかなり確認されている。多々あるなかから、日々の生活に無理なくできる方法を紹介する。
「少量でも高たんぱく・高カロリーを補給できる」経腸栄養剤として、少食の方を中心に人気の「イノラス」に、1パウチ125mlで200kcalという小容量タイプが発売されている。医師による処方箋があれば医療保険の自己負担分で入手できる。
毎年5月31日~6月6日は禁煙週間。今年は「受動喫煙のない社会を目指して」をテーマに全国各地でキャンペーン活動が展開される。禁煙治療は健康保険で受けられることは周知されているが、その自己負担分を助成する自治体が増えていることも紹介する。
フレイル予防にたんぱく質を多くとることを心がけている方は多い。このたんぱく質のとり方については、最近注目の「いつ食べるか」を重視する「時間栄養」の考え方から、朝食に多くとりよりも夕食に多くとったほうがより効果的であることがわかってきた。
患者や家族が安心して退院し、安定した療養生活を続けられるように医療保険や介護保険には「退院前カンファレンス」が用意されている。病院側と在宅側のスタッフが一堂に会して退院後の支援について話し合うこの場には、患者も参加できることをご存知だろうか。
認知症の方を介護していると、ときに落ち着かない言動に悩まされることがある。そんなときの癒しのグッズとして普及が進む「認知症マフ」を紹介する。すべての認知症の方に有効というわけではないそうだが、手触りの心地よさを好むようなら活用を。
肥満などに関係して「倹約遺伝子」という言葉をよく見聞きする。エネルギーを節約して使い、余ったエネルギーは脂肪として蓄えるというこの遺伝子を日本人の3人に1人が保有しているそうだ。倹約遺伝子を保有しているか否かは遺伝子検査でわかるが……。
ストレスによる胃潰瘍があるように、ストレスなどが原因で歯や口の症状に悩まされることがある。そんなときは「歯科心身症」と捉え、心身両面からの治療が必要になる。幼児体験の影響で、怖くて歯科治療を受けられないという方も、歯科心身症としての治療を。
介護保険サービスを利用するには「要介護認定」で「要介護」か「要支援」と判定される必要がある。そのいずれでもない「非該当」と判定されると、通常の介護保険サービスは利用できないが、自治体が提供するサービスは受けられる。また、再申請することも。
認知症は早い段階で発見して先手を打てば予防も期待できることがわかっている。幸い、簡単な血液検査で、アルツハイマー型認知症の前の段階である軽度認知障害のリスクを判定する検査法が開発され、実用化されている。その紹介と、認知症予防策を紹介する。