認知症予防一覧

においを感じる力(嗅覚)は衰えていませんか

歳を重ねるにつれ嗅覚は徐々に低下し、60歳を境にその低下は急激に進むという。その結果、食事の味がわからなくなる、料理を焦がしてしまう、等々の弊害があるが、最も気になるのは認知症との関係だ。幸い嗅覚はトレーニングにより取り戻せる。その方法は?

コロナ禍における認知症予防と認知症への備え

コロナ対策として必須の外出自粛は、認知症予防の観点からは最悪の行動パターンだと、専門家は指摘する。認知症になるリスクを下げるためには、体の運動に加え、知的活動や会話が奨励される。加えて、認知症への経済面での備えとして認知症保険についても書いてみた。

認知症が心配ならチェックサイトで確認を

認知症は、残念ながら現時点でこれといった特効薬はない。しかし、早い時期にそのサインに気づき適切な対応をとれば、病気の進行を遅らせることができる場合もある。その早期発見のきっかけに、多くの自治体が導入している「認知症簡易チェックサイト」を紹介する。

補聴器に頼るほどではない軽い難聴に集音器を

年齢を重ねていくと大なり小なり聞きとりにくくなってくることがある。この加齢性難聴は誰にも起こり得るのだが、「自分としては補聴器を使うほどではない」ものの、聞きとりにくいというときは、集音器を使ってみてはどうだろうか。集音器と補聴器はどう違うのか書いてみた。

物を噛むときは前歯も使って脳の活性化を

新型コロナ対策で長引く変化のない自粛生活により、物忘れが多くなったと嘆く友人に、意識して前歯を使うことを促した。その根拠となる研究を紹介する。物を噛むときに奥歯だけでなく前歯も使うと、脳の最高中枢とされる前頭前野への血流がアップすることが実証されている。

認知症予防をインド人の食生活に学ぶ

インド人にアルツハイマー病が際立って少ないことはよく知られている。その理由はカレーにあると考えられていた。間違いはないが、むしろカレーに入れるターメリックというスパイスに多く含まれるクルクミンというポリフェノールが鍵だという話を書いてみた。

認知症予防に利き手と反対の手で塗り絵を

認知症予防は多種多様な方法が紹介されているが、「知的活動」が最も重要とのこと。それも、普段やり慣れていないことをやり慣れていない方法で行うと、脳血流はより効果的にアップし、脳機能が活性化する。おススメは、利き手と反対の手による「塗り絵」だ。