
日本人に不足しがちなビタミンDをどう補うか
「98%の日本人が骨の健康維持に必須のビタミンDが不足している」とのショッキングな調査結果が報告されている。その原因は、ビタミンDが体内で合成されるには日光が必須という特殊性にある。食事でビタミンDを補うと同時に十分な日光浴が必要だ。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
「98%の日本人が骨の健康維持に必須のビタミンDが不足している」とのショッキングな調査結果が報告されている。その原因は、ビタミンDが体内で合成されるには日光が必須という特殊性にある。食事でビタミンDを補うと同時に十分な日光浴が必要だ。
現代生活に定着している電子レンジだが、電子レンジ火災が増加傾向にある。原因で多いのは「加熱しすぎ」と「加熱不可の包装の加熱」だ。レンジ庫内の煙や炎の発生に驚いて扉を開けてしまい、火事になってしまうケースも多いと聞く。出火予防と、出火時の対応をまとめた。
サバ等の生鮮魚介類に寄生するアニサキス食中毒が急増している。有効な治療薬はなく、内視鏡や外科的な治療が必要になるだけに予防を徹底したい。生食を避けるのが一番だが、刺身や寿司ツーにはそうもいかない。その予防法と、テイクアウトやデリバリー食品の食中毒予防も。
高齢者にとって牛乳は、フレイルやサルコペニアの予防に貴重なたんぱく源だ。しかし、牛乳を飲むと「お腹ゴロゴロ」等の症状に見舞われるため牛乳は飲めない人が少なくない。その主な原因である乳糖不耐症でも飲み方を工夫すれば牛乳を飲めるようになるという話をまとめた。
食が細くなったとか、食事中にむせたり咳き込むことが多くなるなど、食事だけでは十分な栄養を補えないものの経腸栄養剤の処方を受けられないときに頼りになるのが市販の栄養補助食品だ。今回は歯の治療で満足に食事を摂れない経験を生かし、明治メイバランスを試飲してみた。
「糖質オフ」や「糖質カット」の加工食品や炊飯器などが人気だが、一方で同じ糖質なのに「オリゴ糖」には「腸にいい」「健康にいい」として注目を集めている。オリゴ糖とはカットの対象とされる砂糖などの糖質と何が違うのか、オリゴ糖の何が健康に資するのかを調べてみた。
嚥下障害があり食事などを飲み込む際にむせたり、咳き込んだりすると、誤嚥性肺炎につながりかねない。そこで嚥下食になるのだが、ビールやコーラを飲めなくなったと嘆く声が多いと聞く。この声に応え研究・開発された「とろみ付きビール」のつくり方を紹介する。
要介護状態の一歩手前とされる「フレイル」防止の要は低栄養を防ぐことだ。そのためには、高齢者が自分のこととして自らの栄養状態や口腔機能の状態を知ることから始める必要がある。そのために作成されたパンフレット「おいしく食べて低栄養予防!」を紹介する。
「エンシュア」などの経腸栄養剤を食事の不足分を補う目的で飲んでいる方は、エンシュアを飲むタイミングや飲み方で悩む方が少なくない。食前に一気に飲めば食欲が落ちて食事を十分摂れないし、その逆も……。そんな問題をクリアする方法を紹介する。
高血圧か否かに関係なく日本人には減塩が必要だ。1日に摂取している塩分の7割弱は調味料から、3割強は食品の隠れ塩分からとの報告がある。それはどんな食品か、その見分け方、「無塩」「低塩」「減塩」の違い、隠れ塩分を摂ってしまったときの対策等をまとめた。
コロナ対策には免疫力を高める食事が鍵となるが、欠かせない食材の一つに発酵食品がある。その代表格の一つ、米味噌には赤味噌と白味噌とがある。たとえば味噌汁にその健康への効用をフルに生かすには、朝食には赤味噌、夕食には白味噌がいいという話を書いてみた。
世界有数の鉱物資源が豊富な大地で育つ「ルイボス」の葉で作られる「ルイボスティー」は、豊富な各種ミネラルに加えて抗酸化物質も多く、免疫力を高める効果も期待できる。産地の南アフリカでは「不老長寿の飲み物」としてのルイボスティーを、コロナ対策にどうだろうか。
某循環器医曰く「カレーの薬味には福神漬けよりラッキョウがおすすめ」とのこと。ラッキョウに含まれる「硫化アリル」が消化・吸収を促すそうだ。この硫化アリルは、玉ねぎにも多く含まれていて、ご存知の血液サラサラ効果も硫化アリルの効能、という話を紹介する
年を重ねるにつれ食が細くなったり、外出自粛生活で運動量が減少して食が進まない、との悩みはないだろうか。今の時期、免疫力アップやフレイル予防のためにも、食事をきちんと摂ることが大切。そこで、1食に必要な栄養素がバランスよく含まれる「完全食」を紹介する。
日本人がよく食べる果物は、16年連続でバナナがトップとのこと。ただ、動脈硬化の予防にすすめられる果物は、糖質の含有量が少ない柑橘類やリンゴだ。日本人は欧米人に比べ生の果物を食べる習慣が目立って少ないが、1日200グラムを目標に食べることを習慣にしたい。