医療的ケアが必要なら「介護医療院」を退院先に
2018年4月から開設されている「介護医療院」は、要介護高齢者が介護サービスと併行して医療サービスも受けながら、看取りのときまで暮らすことができる新しいタイプの施設です。いわゆる特養などとの違い、入居条件など、簡単に紹介してみました。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
2018年4月から開設されている「介護医療院」は、要介護高齢者が介護サービスと併行して医療サービスも受けながら、看取りのときまで暮らすことができる新しいタイプの施設です。いわゆる特養などとの違い、入居条件など、簡単に紹介してみました。
人生の最終段階を自宅で過ごすと決め、主に転倒予防の観点から住宅の改修を決断した際に利用できる介護保険サービスがある。要支援者、要介護者の認定を受けていれば、20万円の支給限度額の範囲内で給付を受けられるというものだ。その詳細を紹介する。
最期のときに備えて事前指示書をまとめていくうえで、身近にいて、健康に関することはなんでも気軽に相談できる「かかりつけ医」は何より心強い存在です。できれば看取りまで託せるような信頼の置ける「かかりつけ医」を選ぶヒントをまとめてみました。
わが国には、末期がん患者を主な対象に考えた「ホスピス」ならぬ「緩和ケア病棟」があります。ここでは、心身の苦痛を和らげて平穏な気持ちで過ごすことができるように、ホスピスの精神に裏付けられた緩和ケアが行われています。今回はその紹介を。
日本人の8割が「自宅死」を望みつつも病院で亡くなっているのが現実です。ただ、延命治療を希望しない風潮の高まりに伴い、自宅や介護施設で最期を迎えたいと願う人が増加し、介護スタッフが看取りに取り組むようになった、という話を紹介します。
この国では65歳以上の高齢者のほぼ6人に1人がひとり暮らしです。彼らの多くは「孤独死だけは避けたい」と考え、自宅で最期を迎えることは諦めがち。でも、元気なうちから準備さえしていれば在宅死も可能であることを書いてみました。