永久気管孔に人工鼻を装着していますか

進行した喉頭がんなどで声帯を含む喉頭摘出術を受けると、永久気管孔が形成されることが多い。この気管孔を介しての呼吸をより改善するための人工鼻に、2020年9月から健康保険が適用になった。人工鼻には種類があり、状況に応じて使い分けるといい、という話をまとめた。

セカンドオピニオンがオンラインでも受けられる

治療法などについてセカンドオピニオン(主治医以外の意見)を聞いてみたいが、相談したい医師が遠方といった場合、オンラインで相談できるようになっている。セカンドオピニオンの基本と、この「オンラインセカンドオピニオン」の受け方について、ポイントをまとめた。

「ジェネリックに変えませんか」と提案されたら

医師や薬剤師からジェネリック医薬品への切り替えを提案され、答えに窮した経験はないだろうか。薬代が安くなることや飲みやすい剤形になっていることは魅力だが、有効成分は同じでも添加物は違うこと、ジェネリック医薬品のない先発医薬品があることは知っておきたい。

訪問マッサージも医師の同意により保険適用に

脳梗塞の後遺症として麻痺や関節の拘縮が起きた状態で移動にも支障があるような在宅療養者には、訪問リハビリとは別に「訪問マッサージ」というサービスが用意されている。自費で利用している方も少なくないと聞き、医師の同意書があれば医療保険が適用になることを紹介する。

最期の迎え方への思いに親子間でズレがある?

コロナ禍が影響しているのだろうか。「人生の最期」について語られることが多くなっいる。日本財団が実施した調査では、最期の迎え方への考えや思いに親子間、つまり看取る側と看取られる側の間にずれがあることが明らかになっている。そのズレを埋める人生会議を!

『笑って生きれば、笑って死ねる』

立川らく朝さんは医学博士で落語家という異色さを生かし、「健康落語」で笑いが健康にいいことをアピールしてきた。遺作となった著書『笑って生きれば、笑って死ねる』のタイトルが示すように、「笑い」に象徴される「希望や生への意欲、陽気さ」が健康の素地となるのだと。

血液をサラサラにする抗血栓薬服用中の方へ

血液をサラサラにして固まりにくくし、血栓がつくられるのを防ぐ抗血栓薬の服用者は500万人を超えると聞く。心筋梗塞や脳梗塞などの治療・再発予防に欠かせない薬だ。だが、血液をサラサラにするために出血すると止血しにくいため、服用中は注意すべきことが多いことをまとめた。

大人用粉ミルクで低栄養によるフレイル予防

在宅で要介護者を介護している家族を対象に行った調査で、48%の要介護者が低栄養の傾向にあるとの結果が報告されている。低栄養状態はフレイルに陥りやすく、栄養状態の改善は必須だ。手軽な栄養源として、良質なたんぱく源である「大人用粉ミルク」を紹介する。