日本人に不足しがちなビタミンDをどう補うか
「98%の日本人が骨の健康維持に必須のビタミンDが不足している」とのショッキングな調査結果が報告されている。その原因は、ビタミンDが体内で合成されるには日光が必須という特殊性にある。食事でビタミンDを補うと同時に十分な日光浴が必要だ。
「98%の日本人が骨の健康維持に必須のビタミンDが不足している」とのショッキングな調査結果が報告されている。その原因は、ビタミンDが体内で合成されるには日光が必須という特殊性にある。食事でビタミンDを補うと同時に十分な日光浴が必要だ。
11月5日の「ごまの日」にちなみ、栄養価が高いことで知られる「ごま」の魅力と、その魅力を最大限生かす食べ方を調べ、まとめてみた。毎日食べて、「ごま」に含まれるセサミンの抗酸化作用やビタミンEのアンチエイジング効果を。
40歳以上の女性の3人に1人という高頻度で、また10代、20代でも起きている尿もれは、当初は吸水パッドで対応できるが、やがてもれる量が増え、パッドでは対応しきれなくなる。早い時期から、骨盤底筋のトレーニングを習慣化して改善を。
80代の母親の在宅介護を続ける友人から「半年ほど続けてきた胃ろうからの栄養補給を中止して自然にゆだねたいと母親が言い出した」と相談を受けた。もちろん本人の意思で中止はできるのだが、いくつか条件はある。そのことと、中止した後の口から食べる話をまとめた。
人知れず便秘に悩む日本人は1千万人を優に超えると推計されている。特に高齢者に多いのだが、数ある対策のなかで、シンバイオティクス効果を期待できる「ヤクルト400W」を、また食事を工夫してシンバイオティクス効果も……。
このところ健康食品への信頼が大きく揺らいでいる。紅麹の一件はその最たる一因だが、東京都が実施した調査でも、健康食品の84%に不適正表示・広告が発見されている。その概要を紹介しつつ、健康食品による健康被害を未然に防ぐためにすべきことをまとめた。
厚労省が公表した初の飲酒に関するガイドラインでは、アルコール度数や飲んだ量ではなく、「純アルコール量」に着目し、健康に配慮した飲酒を心がけることが重要としている。飲酒による健康リスクには年齢差があり、高齢者は若い時に比べて酔いやすいことも。
要介護高齢者が在宅で生活していくには、公的保険のある医療費や介護費以外にかかる費用が多々ある。そのひとつで、月に1万円を超えることもあるおむつにかかる費用については、各市区町村が現物支給やおむつ代を助成する制度を設けている。その紹介を。
寒さが厳しくなると気になる入浴中の事故の原因でよく知られているのはヒートショックだ。しかし圧倒的に多いのは「入浴熱中症」で、特に肌感覚が鈍っている高齢者は熱さを感じにくく、高温のお湯に長く浸かる傾向にあるだけに、注意が必要だ。
アルツハイマー病の新規治療薬が公的医療保険の対象薬として承認され、12月20日から治療が始まる見通しだ。病気の進行を遅らせる効果が期待できるのは魅力だが、治療を受けられる患者はかなり絞られ、治療できる医療機関にも要件がある。その辺の話をまとめた。
誤嚥リスクなどにより食事だけではカロリーも栄養素も十分とれないときは、不足分をエンシュア・リキッドなどの経腸栄養剤で補うことができる。あるいは経腸栄養剤を食事代わりにすることも。その際に利用できる経腸栄養剤の特長と効率的な利用方法をまとめた。
誤嚥リスクのある方の食事にと、ペースト食などとろみ付き食事の商品化が進んでいる。一方で水分補給に必須のお茶の類は、その都度とろみを付ける手間が必要だったが、その手間を省ける商品が市販されている。炭酸飲料やエンシュアなどのとろみの付け方も紹介する。
認知症予防策として見逃せない研究結果が報告された。犬を飼っている高齢者は飼っていない人に比べ、認知症になるリスクが40%も低かったというのだ。犬との散歩などによる運動量の増加や飼い主同士の交流が、健康維持によい効果をもたらしているとのこと。
糖質にはさまざまな性質のものがある。糖質カットや糖質オフを日々心掛けているのに、なかなか体重が減らない悩みを抱えている方には、糖質の「質」にこだわることを勧めたい。同時に、同じ炭水化物でも糖より食物繊維の含有量が多いものを選ぶ習慣を。
インフルエンザシーズンがやってきた。今冬は例年以上に流行が早く、高齢者らハイリスク者にはワクチン接種が強く推奨されている。特に感染リスクの高い高齢者は、11月上旬にはすませておきたい。