認知症一覧

注目の認知症新薬 治療を受けられるのは?

アルツハイマー病の新規治療薬が公的医療保険の対象薬として承認され、12月20日から治療が始まる見通しだ。病気の進行を遅らせる効果が期待できるのは魅力だが、治療を受けられる患者はかなり絞られ、治療できる医療機関にも要件がある。その辺の話をまとめた。

認知症の方との接し方がわかるガイドライン

65歳以上の高齢者の6人に1人に発症リスクがある認知症。家庭で職場で、あるいは街中で認知症の方と接する機会が増えている。そんなとき、対応に戸惑ったりすることがないように、あるガイドラインをもとに相手を混乱させないコミュニケーションの方法をまとめた。

認知症が心配ならチェックサイトで確認を

認知症は、残念ながら現時点でこれといった特効薬はない。しかし、早い時期にそのサインに気づき適切な対応をとれば、病気の進行を遅らせることができる場合もある。その早期発見のきっかけに、多くの自治体が導入している「認知症簡易チェックサイト」を紹介する。

認知症になったときの希望を家族に伝えて

新型コロナの感染拡大により、年末年始に帰省する人は例年に比べ大幅に減少しそうだ。この休暇は家族で人生会議をするいい機会だ。オンラインでもいいから、最期を迎える時以前の話として、認知症になったら自分はどうしたいか、人生会議で話し合ってみてはどうだろうか。

コロナ禍を乗り切ろう 「認知症の人と家族の会」がメッセージ

セルフヘルプグループ「認知症の人と家族の会」がWeb上で公開している「コロナ禍を乗り切るための、認知症の方と介護する方たちに向けたメッセージ」を紹介。社会的孤立を防ぐために親しい人と連絡を取り合うことや、感染対策を強要しないことなどを呼び掛けている。

家族の認知症による「徘徊」で悩んでいる方へ

警視庁の統計では、認知症やその疑いがあり徘徊により行方不明になる人が年々増えているとのこと。その9割は、家族等から届出を受けて1週間以内には無事が確認されているものの、1年経っても発見に至らない、あるいは死亡したケースも。直ちに警察や自治体に相談を。

ユマニチュードで認知症の方に優しさを伝える

認知症の家族を介護していると、つい口調がきつくなりがちだ。だが、フランス生まれのユマニチュードが提唱する4つのコミュニケーション技法でかかわっていると、自分が優しくなれるだけでなく、認知症の本人も優しくなってくる。そんな体験談を紹介する。

認知症の方には努めて穏やかな態度と笑顔を

認知症症状が進むにつれ意思の疎通が難しくなってくると、ともすれば「認知症だから」と諦めがちではないだろうか。しかし症状が進んでも相手の表情を読み取る能力は残っているケースが多いことが研究で明らかにされている。穏やかな態度と笑顔で接する心がけを。

認知症予防をインド人の食生活に学ぶ

インド人にアルツハイマー病が際立って少ないことはよく知られている。その理由はカレーにあると考えられていた。間違いはないが、むしろカレーに入れるターメリックというスパイスに多く含まれるクルクミンというポリフェノールが鍵だという話を書いてみた。