
注目の認知症新薬 治療を受けられるのは?
アルツハイマー病の新規治療薬による治療が、遅くとも年内に始まる見通しだ。病気の進行を遅らせる効果が期待できるのは魅力だが、治療を受けられる患者はかなり絞られ、治療できる医療機関にも要件がある。その辺の話をまとめた。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
アルツハイマー病の新規治療薬による治療が、遅くとも年内に始まる見通しだ。病気の進行を遅らせる効果が期待できるのは魅力だが、治療を受けられる患者はかなり絞られ、治療できる医療機関にも要件がある。その辺の話をまとめた。
「ビジネスケアラー」という言葉を最近耳にするようになった。仕事をしながら家族等の介護をしている人だが、そのために仕事を辞めたり、セーブせざるを得ないケースが多いと聞く。そこで、「仕事と介護の両立」に活用してもらいたいサービスをまとめた。
視覚に何らかの障害があって「見えにくさ」を感じ、日常生活にさまざまな支障をきたしている方は少なくない。その「見えにくさ」を少しでも軽減できればと、視覚補助具などさまざまなロービジョンケアが用意されている。身障者手帳の取得から始まるその紹介を。
毎年5月31日~6月6日は禁煙週間。今年は「受動喫煙のない社会を目指して」をテーマに全国各地でキャンペーン活動が展開される。禁煙治療は健康保険で受けられることは周知されているが、その自己負担分を助成する自治体が増えていることも紹介する。
患者や家族が安心して退院し、安定した療養生活を続けられるように医療保険や介護保険には「退院前カンファレンス」が用意されている。病院側と在宅側のスタッフが一堂に会して退院後の支援について話し合うこの場には、患者も参加できることをご存知だろうか。
認知症の方を介護していると、ときに落ち着かない言動に悩まされることがある。そんなときの癒しのグッズとして普及が進む「認知症マフ」を紹介する。すべての認知症の方に有効というわけではないそうだが、手触りの心地よさを好むようなら活用を。
介護保険サービスを利用するには「要介護認定」で「要介護」か「要支援」と判定される必要がある。そのいずれでもない「非該当」と判定されると、通常の介護保険サービスは利用できないが、自治体が提供するサービスは受けられる。また、再申請することも。
介護保険制度については、「申請方法がよくわからない」「かかりつけ医がいないので申請できないのでは」といった声をよく見聞きする。用意されているサービスを上手く利用できていない方も多いと聞く。そこで、改めて基本的なことを整理してみた。
歩行中に転倒しそうになることが何回か続くと「杖」の使用を考える。最近はホームセンターなどでも簡単に購入できるが、自分に合った杖を選ぶには専門家のアドバイスを受けることをすすめたい。杖によっては介護保険でレンタルできるという話も。
乾燥しがちな時期の室内におけるコロナ対策に不可欠な加湿器にはレジオネラ感染のリスクがある。同様に、家庭の追い炊き機能付き浴槽も清掃を怠っているとレジオネラ菌繁殖の温床となりやすい、その予防に必要な清掃・消毒について書いてみた。
トイレが近く、1日の排尿回数が8回以上の「頻尿」については、生命の危機に直結する心配がないこともあり受診につながりにくい。だが、なかには深刻な事態を招く頻尿もある。まずは「排尿日誌」をつけてみてはどうだろうか。
梅雨明け直後の猛暑で熱中症リスクが高まっている。「こまめに水分と塩分の補給を」とテレビなどでもアピールしているが、高血圧で減塩中の方は「塩分はこのままでいいのか、増やすべきか」迷っているのではないだろうか。日本高血圧学会のHPにその答えを見つけた。
今年もまた、マスク着用下での熱中症対策が欠かせないシーズンを迎えた。マスク着用は熱中症リスクを高める。適宜マスクをはずしつつ、水分を定期的に補給していくことになる。この水分にスポーツドリンクはどうなのか、高血圧なら塩分はどうするか、ポイントをまとめた。
介護保険が適用になる福祉用具の1つに、排泄ケアを受ける側の遠慮や気遣いとケアする側の負担を軽減できる「自動排泄処理装置」がある。寝たきりの状態で使用でき、おむつからの解放も期待できるこの装置について、使用するメリットや介護保険適用の条件等をまとめた。
デジタル技術により膀胱内の尿量を推定して排尿のタイミングを予測し、通知してくれるセンサー「排泄予測支援機器」が特定福祉用具販売の対象に加わった。購入費用が介護保険給付の適用となるのだ。膀胱が正常に機能している人はこの機器を活用してトイレでの排尿自立を。