耳鳴りがホワイトノイズで軽くなる!?

ノイズ

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騒音対策用のホワイトノイズで
耳鳴りが軽減した!?

実際にはしていない音が聞えるといった経験はないでしょうか。いわゆる「耳鳴り」ですが、全人口の20%近い方が、「ジー」とか「キーン」といった耳鳴りに悩まされていて、65歳以上の高齢者に限ると30%を超えるそうですが、あなたはいかがでしょうか。

いずれにしろ、耳の中で何やら音が鳴り続けるというのは、不快なものです。イライラしたり、不眠になったり、時には「うつ」になることもあるようです。

この耳鳴りが、睡眠を妨げる騒音対策用に購入したホワイトノイズマシンでずいぶん軽くなったという知人の話を紹介してみたいと思います。

耳鳴りと幻聴は別ものです

なお、実際にはしていないのに「人の話し声」や「音楽」「物の音」などが聞えるというのは「幻聴(げんちょう)」で、ここでいう耳鳴りとは違います。幻聴でお悩みの方は、症状を悪化させないためにも、早めに心療内科や精神科を受診することをおすすめします。

ホワイトノイズの
集中・リラックス効果

睡眠トラブルの一つに「交代制勤務睡眠障害」と呼ばれるタイプがあります。

たとえば24時間稼働している病院や高齢者施設、工場などで二交代制や三交代制の勤務についている方は、勤務スケジュールに合わせて睡眠をとらざるをえない状況に置かれます。

そのため、夜勤に備えて、あるいは夜勤を終えてから、昼間に睡眠をとることを余儀なくされるわけですが、窓の外の車の音や隣の部屋のテレビの音とか話し声が気になってなかなか眠れず、満足に睡眠をとることさえ難しくなります。

知人の娘さんも、この交代制勤務睡眠障害で悩んでいました。そこで、騒音対策として、「ホワイトノイズ(白い騒音)」の集中効果やリラックス効果を生かした音響機器「 ホワイトノイズ マシン 」を購入して試してみたところ、周りの騒音をかき消してくれて、日中でも熟睡できるようになったそうです。

そこで、自分の耳鳴りにも効くのではないかと考えた知人は、娘さんが不在のところを見計らって、こっそり使っていたところ、耳鳴りがあまり気にならなくなったというのです。

耳鳴りの音響療法に
ホワイトノイズを活用

この話を聞いたときは、にわかには信じられませんでした。そこで、懇意にしていただいている耳鼻科医に真偽のほどを確かめてみました。

すると、このところ高齢者を中心に増えている耳鳴りを軽減する目的で行われる音響療法*でも、ホワイトノイズが使われているとのこと。

とりわけ、「周囲が静かなときに耳鳴りが気になって落ち着かない」といった程度の耳鳴りを訴える患者さんには、川のせせらぎのような低音域で単調なリズムを刻むホワイトノイズが効果があるのだそうです。

*耳鳴りに対する音響療法とは、耳鳴りがあっても気にならない状態にすることを目的に、耳鳴りとは別の音を耳鳴りよりも小さく流す治療法のこと。音の選択や調整は難しく、専門の耳鼻咽喉科医による指導が不可欠です。

まずは耳鼻科医の診察を受ける

ただし、耳鳴りを引き起こす原因はいろいろあります。なかには精神的ストレスや睡眠不足、ないしは疲労による身体的なストレスが耳鳴りを引き起こしていることもあります。

あるいは耳垢栓塞(じこうせんそく)といって、耳あかがたまって*外耳道をふさいでいたり、プールで、あるいはシャンプー(洗髪)の際に入った水がそのまま残っていて、耳鳴りのように感じている方もいるでしょう。このような場合に音響療法は適応外です。

まずはかかりつけ医に相談するか、最寄りの耳鼻科を受診し、本当に耳鳴りなのかどうか、もし耳鳴りならその原因を明らかにしたうえで、あなたの耳鳴りにホワイトノイズによる音響療法が適応なのかどうか確認してほしい、と耳鼻科医は話しています。

*私たちの耳には、たまった耳あかを自然に外へ押し出す自浄作用が備わっているため、健康であれば外耳道が塞がるほど耳あかがたまることはない。ただし、気になるときは自分で耳掃除をしないで、耳鼻科医に託すのが安心です。
耳掃除にはなんとも言えない心地よさがある。で、つい無意識にやってしまうのだが、医学的には不必要かつ危険な行為だという。何が、どう危険なのだろうか。耳あかがたまって気になるときはどうしたらいいのかを調べてみた。耳鼻咽喉科で保険適用で受けられるという話も。

ホワイトノイズが
周りの騒音をかき消してくれる

ホワイトノイズとは、私たちの耳が聴き取ることのできる周波数の音が、すべて均等な強度で含まれている音と説明されています。特定の周波数が突出することがないため、たとえばピアノの音色とかバイオリンの音色といった独特の音色がないのが特徴です。

このような音の構造から、ホワイトノイズは、周りの騒音をかき消して集中力を高めたり、リラックスさせる効果があるようです。

電車やバスに乗ってその走行音に聴くともなく身をまかせていると、つい睡魔に襲われてウトウトしてしまうことがあります。あるいは、静かな雨音や小川のせせらぎを聞いていると、不思議と気持ちが落ち着いてくるといった経験はないでしょうか。

こうした現象はいずれも、ホワイトノイズがもたらす集中効果やリラックス効果によるものだそうです。

ホワイトノイズよりも周波数が低いために音が柔らかく、リラックス効果がより高いノイズとして「ピンクノイズ」があります。ザーッという雨の音や滝の音にたとえられ、個々の感性に合わせて選択するといいようです。

ホワイトノイズの聴き過ぎには
リスクもある

適応が合いさえすれば耳鳴りの治療にも活用され、効果をあげているというホワイトノイズですが、その一方で、リスクもあります。

集中力を高める効果を試験勉強や仕事の効率アップに活用しようと、最近はホワイトノイズの各種発信機器やアプリまで開発、市販されています。

You Tubeなどでも「勉強用」などとしてホワイトノイズが聴けるようになっています。

これらをフル活用し、ヘッドフォンを介して長時間にわたりホワイトノイズを聴き続ける方が、若者を中心に増えているようです。

しかし、ホワイトノイズの聴き過ぎは脳に悪影響が出る可能性のあることが、最近のアメリカにおける研究で明らかにされています。

その科学的なエビデンス(根拠)はまだ弱いものの、「過ぎたるは及ばざるが如し」といった先人の教えを念頭におきつつ、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

難聴なら早めに補聴器を

なお、どうも聴き取りにくいなど、高齢者に多い難聴、については、こちらをご覧ください。

加齢性難聴は、高齢者に限らない。早い人では50代から始まり、75歳を過ぎると7割以上が「聞きとりにくさ」を自覚しているとのこと。放置していると認知機能の低下から認知症につながるリスクもあるだけに、早めに「補聴器相談医」に相談して補聴器の導入を。