高齢者の健康・医療トピックス一覧

眼鏡型拡大鏡を老眼鏡代わりに使うのは危険

眼鏡を着用するように、目にかけて使える拡大鏡、いわゆる「眼鏡型拡大鏡」が、両手を自由に使えるからと人気だが、老眼鏡代わりに使うなど、誤った使い方によりトラブルが起きるケースが少なくないようだ。国民生活センターによる最近の注意喚起と正しい使用法を紹介する。

介護サービスの利用者負担が4月から増額に

公的介護保険サービスの利用料金体系、「介護報酬」の改定年度を迎え、厚労省は4月からの改訂方針をまとめた。新型コロナ感染拡大の影響により、経営的に苦境にある事業者を救済し、職員の待遇改善のために、介護サービスの利用者負担はおおむね増額を余儀なくされている。

「冷え性」をスパイスで解消し免疫力アップ

コロナ対策に免疫力アップは必須。国民の8割が経験しているという「冷え性」は、免疫力低下の主因の1つ。そこで、内臓を「ヒハツ」というスパイス(香辛料)で温めて冷えを解消するという説を紹介する。ヒハツは漢方薬にも使われる薬草。コショウに代えて使ってみてはどうか。

マスク着用でリスクが高まる「冬の脱水」

「脱水」は熱中症がらみで夏の話と考えがち。だが、空気の乾燥と暖房で汗をかく冬も脱水リスクは高い。特に今年の冬は、コロナ対策としてのマスクの着用や、巣ごもり生活で運動量が低下して筋肉量が減ること等により、特に注意が必要と「かくれ脱水委員会」は警告する。

新型コロナの家庭内感染予防に歯磨きの見直しを

新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない状態で年末年始の休暇を迎えることになる。帰省を控え、常日頃から生活を共にしている家族と自宅で過ごすことが奨励されている。最近増加している家庭内感染を防ぐ対策のうち、見逃しがちな「歯磨き」と感染予防の関係をまとめた。

認知症になったときの希望を家族に伝えて

新型コロナの感染拡大により、年末年始に帰省する人は例年に比べ大幅に減少しそうだ。この休暇は家族で人生会議をするいい機会だ。オンラインでもいいから、最期を迎える時以前の話として、認知症になったら自分はどうしたいか、人生会議で話し合ってみてはどうだろうか。

訪問看護は退院したその日から受けられます

退院して在宅での療養生活に移行する方は、退院が近づいてくると何かと心配や不安になるもの。特に治療や医療的処置を退院後も継続する必要があるとなれば、不安は募る一方だろう。そんな方のために、退院当日から訪問看護を受けけることの仕組みがあることを紹介する。

「糖質カット炊飯器」で本当に痩せられるの?

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、再び巣ごもり生活を強いられている。その影響が体重オーバーとして現れ、対策として「糖質カット炊飯器」でエネルギー摂取量を減らすことを思いついた。だが、本当に体重増加に歯止めをかけられるのか、栄養的に問題はないのか、調べてみた。

手を「洗ったつもり」「消毒したつもり」に注意

新型コロナの感染者急増に、テレビ等のメディアは新規感染者や重症者の数、さらに医療体制が逼迫するといったことだけを繰り返し報じ、人々の危機感をあおっている。しかし大事なことは、個人レベルでできる感染対策の基本、たとえば手洗いや手指衛生を見直してみることでは?

生きづらさを感じている方に厚労省がメッセージ

新型コロナの感染拡大により、異例づくめの日が長引き、感染の恐れや将来への不安から、自ら命を絶つ方が増えている。この事態に厚生労働省は、「1人で悩まないで」と呼びかけ、さまざまな相談先を提示し、「つらさや不安を話してほしい」と呼び掛けている。その紹介を。

抗血栓薬服用中は転倒・転落を甘く見ない

高齢者の転倒・転落による頭部外傷患者が増えている。その際、血液をサラサラにする抗血栓薬を服用していると、頭蓋内出血が止まりにくく、時間の経過とともに深刻な事態に陥るケースが少なくない。抗血栓薬服用者はその点を理解し、服用薬名を明記したお薬手帳の携帯を。