頻尿が気になったら「排尿日誌」をつけてみる
トイレが近く、1日の排尿回数が8回以上の「頻尿」については、生命の危機に直結する心配がないこともあり受診につながりにくい。だが、なかには深刻な事態を招く頻尿もある。まずは「排尿日誌」をつけてみてはどうだろうか。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
トイレが近く、1日の排尿回数が8回以上の「頻尿」については、生命の危機に直結する心配がないこともあり受診につながりにくい。だが、なかには深刻な事態を招く頻尿もある。まずは「排尿日誌」をつけてみてはどうだろうか。
梅雨明け直後の猛暑で熱中症リスクが高まっている。「こまめに水分と塩分の補給を」とテレビなどでもアピールしているが、高血圧で減塩中の方は「塩分はこのままでいいのか、増やすべきか」迷っているのではないだろうか。日本高血圧学会のHPにその答えを見つけた。
今年もまた、マスク着用下での熱中症対策が欠かせないシーズンを迎えた。マスク着用は熱中症リスクを高める。適宜マスクをはずしつつ、水分を定期的に補給していくことになる。この水分にスポーツドリンクはどうなのか、高血圧なら塩分はどうするか、ポイントをまとめた。
介護保険が適用になる福祉用具の1つに、排泄ケアを受ける側の遠慮や気遣いとケアする側の負担を軽減できる「自動排泄処理装置」がある。寝たきりの状態で使用でき、おむつからの解放も期待できるこの装置について、使用するメリットや介護保険適用の条件等をまとめた。
デジタル技術により膀胱内の尿量を推定して排尿のタイミングを予測し、通知してくれるセンサー「排泄予測支援機器」が特定福祉用具販売の対象に加わった。購入費用が介護保険給付の適用となるのだ。膀胱が正常に機能している人はこの機器を活用してトイレでの排尿自立を。
在宅で療養生活を送るには、自立や安全のために車いすや歩行器どの福祉用具が必要になることが多い。この福祉用具のなかには、レンタルや購入する際に介護保険を利用できるものがある。その詳細と、福祉用具の選択・取扱いのプロである「福祉用具専門相談員」についてまとめた。
65歳以上の高齢者の6人に1人に発症リスクがある認知症。家庭で職場で、あるいは街中で認知症の方と接する機会が増えている。そんなとき、対応に戸惑ったりすることがないように、あるガイドラインをもとに相手を混乱させないコミュニケーションの方法をまとめた。
介護保険制度にはさまざまなサービスが用意されているが、それだけではカバーしきれないこともある。そこで各自治体は独自に介護保険以外の在宅サービスを各種用意して、在宅介護の充足を心がけている。そのサービスと利用時にかかる費用についてまとめた。
「マスクドライアイ」という言葉が生まれるほど、マスクの長時間着用が誘発するドライアイが増えている。ドライアイは加齢現象として起きやすく、高齢者に多い疾患の一つだが、コロナ禍の影響は目にも及んでいる。チェックリストを参考に、疑いがあれば早めの眼科受診を。
認知症は、残念ながら現時点でこれといった特効薬はない。しかし、早い時期にそのサインに気づき適切な対応をとれば、病気の進行を遅らせることができる場合もある。その早期発見のきっかけに、多くの自治体が導入している「認知症簡易チェックサイト」を紹介する。
幻聴ではなく、「ジー」とか「キーン」といった耳鳴りに悩まされている方は少なくないという。不快さからイライラしたり、不眠になったりすることも。この耳鳴りがホワイトノイズを聴くことで軽減し、苦にならなくなったと聞き、その真偽の程を耳鼻科医に確認してみた。
高齢者にしばしばみられる「せん妄」は「認知症」の症状と思われがちだ。しかしせん妄は、「寝ぼけ」のような一種の意識障害であり、認知機能の低下による認知症とは症状の現れ方が明らかに違う。対応を誤らないためには、両者の違いを知っておくことが大切だ。
いびきをかく人に多いのが、睡眠中に呼吸が浅くなったり、無呼吸になったりする睡眠時無呼吸症候群だ。熟睡できないために日中に強い眠気に襲われたり、集中力が低下したりして、大惨事につながることも。健康への影響も深刻だ。その検査を自宅でできるという話をまとめた。
「ロコモ」が進行すれば要介護状態になるリスクが高まることはよく知られている。そこでロコモ予防にとロコモ体操がネット上でもテレビなどでも紹介されているのだが、運動負荷が大きすぎるとかえってロコモを進行させる。その予防に、まずはロコモチェックを。
高齢者に多いドライマウス(口腔乾燥症)は、薬の副作用として現れることが多い。なかには深刻な病のサインのこともあり、「口が渇くだけだから」などと見過ごしていると、食事摂取や日常会話に支障をきたし、QOL(生活の質)の低下を招くことも。気づいたら早めの受診を。