コロナ禍で医療機関の受診を控えていませんか
新型コロナの感染拡大で発令された緊急事態宣言は解除されたものの、感染を受けるリスクを恐れて医療機関の受診を今もって控えたり、先延ばしにしていないだろうか。厚労省と日本医師会は、受診の控えによる健康リスクと医療機関の感染対策に関するメッセージを公表している。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
新型コロナの感染拡大で発令された緊急事態宣言は解除されたものの、感染を受けるリスクを恐れて医療機関の受診を今もって控えたり、先延ばしにしていないだろうか。厚労省と日本医師会は、受診の控えによる健康リスクと医療機関の感染対策に関するメッセージを公表している。
セルフヘルプグループ「認知症の人と家族の会」がWeb上で公開している「コロナ禍を乗り切るための、認知症の方と介護する方たちに向けたメッセージ」を紹介。社会的孤立を防ぐために親しい人と連絡を取り合うことや、感染対策を強要しないことなどを呼び掛けている。
新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されるなか、いずれのウイルスにも負けないためにはしっかり睡眠をとり免疫力を高めておくことが大切。そのための寝室の環境づくりについて書いてみた。寝室は真っ暗に、騒音対策にはホワイトノイズ、そして木製の家具類を。
「寝る前にホットミルクを飲むと熟睡できる」とよく聞くが、その真偽のほどを確認してみた。確かに牛乳には休息・睡眠アミノ酸が含まれている。が、むしろ快眠効果は温かい物を飲むことにより身体が温まることにあるようだ。その際、ホットの温度は65℃以下に。
新型コロナに感染し、そのまま逝ってしまった志村けんさん――。彼の死に新型コロナの脅威を感じると同時に、自らの感染、そしてその先の死を意識し、終活を始めた人が少なくないと聞く。しかもそれは高齢者に限らないらしい。その「いのちの終活」に1つの冊子を紹介する。
哲学者のカントによれば「手は外部の脳」とのこと。手を動かすことは脳を使うことであり、脳内細胞の活性化、血流アップにつながるというわけだ。これを認知症予防に生かさない手はない。80歳でピアノを習い始めた知人の話、ぬり絵の話等々を紹介する。
長引く自粛生活や感染への不安、そこに今夏の猛暑も加わり、よく眠れない夜が続いている方は多いだろう。そんな方向けに、睡眠健康推進機構が公開している「外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント」を紹介。ポイントは、いつも同じ時間に起きて自然光を浴びること。
寝た姿勢から、坐って、立ち上がるまでをサポートしてくれるベッドが在宅現場でうわさになっている。ただ背もたれを上げるだけでなく両サイドをさえる機能も付いていて、安定した座位で食事もできるし、足底を床につけて立つことも。何より介護保険の適用が嬉しい、と。
警視庁の統計では、認知症やその疑いがあり徘徊により行方不明になる人が年々増えているとのこと。その9割は、家族等から届出を受けて1週間以内には無事が確認されているものの、1年経っても発見に至らない、あるいは死亡したケースも。直ちに警察や自治体に相談を。
新型コロナウイルスの感染予防と熱中症予防を両立するために、屋外で人と十分な距離を確保できていることを条件に、一時的にマスクを外すことが奨励されている。そのマスクを外す際に、マスクの取り扱い方を誤ると、マスクが感染源になるという話を書いてみた。
新型コロナウイルスの感染対策として続いた自粛生活による運動量低下により、フレイルの準備状態にある人も少なくないだろう。要介護者を増やさないためにも、何とか運動と食生活両面の充実をと、研究チームが開発したフレイル予防のためのスマホアプリを紹介する。
「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスに対する消毒の有効性は、現時点では十分確認されていない。だが、学校や公共施設でその噴霧や散布が行われていることに文科省がストップをかけた。健康上のリスクが理由だが、大人にも噴霧・散布禁止すべきだ。またその使用自体を慎重に。
コロナ時代に推奨される新しい生活様式では、マスクの着用が欠かせない。しかし、これから迎える高温多湿のシーズンには、マスクの着用が熱中症のリスクを高める可能性がある。そこで厚労省と環境省が公表した指針、「新しい生活様式」における熱中症予防の注意点を紹介する。
「クラスター」や「オーバーシュート」などのカタカナ語が飛び交っている。医師らが使うのはやむを得ないが、メディアがそのまま使っていることに「かえって脅威を感じる」との声が多い。新型コロナウイルスは正体不明なだけに、使い慣れた日本語で伝える努力を求めたい。
熱中症のシーズンがやってきた。高齢者は脱水症に陥りやすいだけに水分補給に励みたい。ただ、スポーツドリンクは糖分過多による肥満につながりやすく注意が必要だ。おすすめは飲み慣れているお茶、それもミネラルやポリフェノールが含まれる「なたまめ茶」だ。