高血圧なら「重曹」の隠れ塩分にご用心!!
今や重曹は、食品添加物や掃除用洗剤、さらには口臭や体臭の消臭剤としても人気だ。しかし「NAHCO3」という化学式が示すようにナトリウム化合物であり、高血圧で減塩を心がけている人には注意が必要。市販の健胃剤にも重曹入りのものがあって要注意です。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
今や重曹は、食品添加物や掃除用洗剤、さらには口臭や体臭の消臭剤としても人気だ。しかし「NAHCO3」という化学式が示すようにナトリウム化合物であり、高血圧で減塩を心がけている人には注意が必要。市販の健胃剤にも重曹入りのものがあって要注意です。
認知症症状が進むにつれ意思の疎通が難しくなってくると、ともすれば「認知症だから」と諦めがちではないだろうか。しかし症状が進んでも相手の表情を読み取る能力は残っているケースが多いことが研究で明らかにされている。穏やかな態度と笑顔で接する心がけを。
血液さらさら効果などにより動脈硬化対策にDHA・EPAがいいことはよく知られている。サプリメントで補給している人も少なくないが、毎日の食事で青魚を食べて補給することをすすめたい。新鮮なうちに刺身で食べるのが一番だが、缶詰も負けていない。その選び方を……。
がん治療中は副作用などにより食欲が低下して栄養状態を良好に保つことが難しく、低栄養から「悪液質」の状態に陥りやすい。治療効果を上げるためには、動物性・植物性のたんぱく質をバランスよく摂り、栄養確保に力を入れる必要がある。そのポイントをまとめた。
高血圧の改善に塩分制限は欠かせないが、外食や出来合いの弁当などを多用していると減塩は難しい。そこで、摂りすぎた塩分を追い出してくれるカリウムの多い食品を摂ることをすすめたい。カリウムを多く含む食材の筆頭として、野菜と果物の上手な摂り方を紹介する。
WHOの外部研究組織は3年前、「コーヒーに発がん性を示す確かな証拠がない」ことに加え、肝臓がんと子宮がんに限っては「発がんリスクを減らす効果がある」と発表した。コーヒーポリフェノールの健康効果だが、この効能を高めるコーヒーの飲み方をまとめた。
味覚異常を自覚する高齢者が増えている。原因として多いのが亜鉛不足だ。亜鉛を含む食材は多く、普通に食事ができていれば不足する心配はないのだが、食が細くなったり、胃腸機能が低下して消化吸収が悪くなると亜鉛不足から味覚障害へとつながりやすい。その対策は……。
植物に含まれるポリフェノール成分には強い抗酸化作用があり、さまざまな健康効果が期待できることがわかっている。なかでもチョコレートに多く含まれるカカオポリフェノールは、「嗜好品外来」において循環器疾患の治療にも活用されていることを紹介する。
緑黄色野菜や果物がこころの健康に効くことを英国の研究チームが、最近発表した。が、我が国ではすでに3年余り前に、葉酸が憂うつ気分の改善やうつ病予防に効くことが報告されている。積極的に摂りたいが、葉酸は水や熱や光に弱い。その効率的な摂り方をまとめた。
高齢になると消化吸収機能が低下するのに伴い食事の量も少なくなり、鉄分が不足しがち。その結果、からだのだるさや疲れやすさなどの貧血様症状を自覚するようになる。その予防や症状改善につながる、毎日の食事から鉄分を効率よく摂取する方法をまとめた。
主にタバコが原因で起こる慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者は、低酸素状態による息切れや息苦しさの緩和に在宅酸素療法が必要になることが多い。酸素ボンベとつながる生活を嫌う人も多いが、最近は携帯可能な酸素ボンベにより散歩や外出も……。
国立がん研究センターが昨年末公表した調査結果は驚くものでした。がん患者の約4割が、痛みや苦痛をかかえながら最期の日々を過ごしていたというのです。背景には、がん緩和ケア態勢の不備があるものの、患者サイドの大きな誤解も課題としてあるようです。
今年のノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏は、免疫細胞の働きを抑制しているブレーキを解除して免疫力を高めるという新たながん免疫療法の原理を発見しています。「オプジーボ®」はこの原理から生まれた新薬です。そのメカニズムを簡単に……。
高血圧は心筋梗塞など死に直結するリスクの高い病気の引き金になりやすく、健康長寿の実現には看過できない健康課題です。その正確な診断と治療に家庭血圧測定が大きな意味を持つこと、またその望まれる方法について、日野原医師の教えを書いてみました。