高齢者に多い症状&病気一覧

湿疹はないのに体のかゆみが強いときの対処法

お風呂好きで、入浴のたびに長風呂をしたり、体をゴシゴシ洗う習慣のある高齢者は「湿疹などのないかゆみ」に悩まされることが多い。加齢とともに減少している皮脂をさらに減らし、乾燥肌にさせていることが原因だ。入浴方法の見直しや保湿剤の使用に加え、下着は木綿ものを。

「お酢で内臓脂肪を減らせる」には誤解が多い

「お酢ダイエット」という言葉があるように、お酢には「内臓脂肪を減少させる」「ダイエット効果がある」「食後血糖値の上昇を防ぐ」効果があるとして、毎日飲んでいる方が少なくない。しかし、お酢を飲んでいるだけでは、言われている健康効果は期待できないという話を。

心不全によるつらさも我慢しないで緩和ケアを

緩和ケアはがん患者のためのものと考えがちだが、そうではない。心不全に伴う息苦しさなどの苦痛やつらさを和らげるためにも緩和ケアが欠かせない。緩和ケアの目的は同じだが、症状が異なるようにケア内容も違ってくる。ただ、我慢しないでつらさを伝えることの大切さは同じだ。

心不全療養指導士が誕生したのをご存知ですか

あらゆる心臓病の終末像とされる心不全患者の急増を受け「心不全療養指導士」が誕生し、活動を始めている。心不全は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に進行する。個々の生活に合った悪化スピードを遅らせる心不全との付き合い方をプロに学ばない手はないだろう。

便秘の悩みをシンバイオティクスで解消する

人知れず便秘に悩む日本人は1千万人を優に超えると推計されている。特に高齢者に多いのだが、数ある対策のなかで、シンバイオティクス効果を期待できる「ヤクルト400W」を、「シンバイオティクスとは何か」と併せて紹介する。食事を工夫すればシンバイオティクス効果も……。

骨粗鬆症予防は骨粗鬆症検診の受診から

更年期以降の女性に多い骨粗鬆症は、骨折や猫背、変形性関節症につながりやすい。予防策の要は、早い時期から定期的に骨量チェックを行うこと。最近は体組成計で推定骨量をチェックできるが、自治体の骨粗鬆症検診を受診して、検診後の指導も受けておきたい。予防にはミカンも。

高めの血圧を改善する「なす」をご存知ですか?

生鮮野菜の「高知なす」に豊富に含まれるコリンエステルに血圧を改善する効果があることが確認され、機能性表示食品の仲間入りをしている。高血圧のなかでも若い世代に多い拡張期血圧(下の血圧)が高い高血圧で効果が期待できるとのこと。簡単な調理法も含め紹介する。

朝の血圧が高くなる「早朝高血圧」にご用心

高血圧のなかには診察室血圧は正常範囲でも、家庭で測定すると高血圧を示す「仮面高血圧」がある。そのなかに「早朝高血圧」と言って、起床する時点ですでに血圧が上がっていて、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高いタイプがあり、その発見には家庭血圧測定が必須だ。