認知症予防に利き手と反対の手で塗り絵を
認知症予防は多種多様な方法が紹介されているが、「知的活動」が最も重要とのこと。それも、普段やり慣れていないことをやり慣れていない方法で行うと、脳血流はより効果的にアップし、脳機能が活性化する。おススメは、利き手と反対の手による「塗り絵」だ。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
認知症予防は多種多様な方法が紹介されているが、「知的活動」が最も重要とのこと。それも、普段やり慣れていないことをやり慣れていない方法で行うと、脳血流はより効果的にアップし、脳機能が活性化する。おススメは、利き手と反対の手による「塗り絵」だ。
来年に向け改定作業が進行中の「日本人の食事摂取基準」では、高齢者のフレイル予防の観点から、たんぱく質の1日摂取目標量が引き上げられる予定だ。たんぱく源は多彩だが、筋力アップには必須アミノ酸の多い良質なたんぱく質が欠かせない、という話を。
加齢に伴い胃腸機能の低下や食欲不振などにより低栄養に陥りやすくなる。低栄養は要介護状態になるリスクの高い「フレイル」につながりやすい。その予防措置としての栄養状態の改善に、栄養価値が高いことで古くから人気の「エビオス錠」の活用をすすめたい。
毎日の食事で摂る栄養バランスには気を使っても、水分補給となると無頓着になっていないでしょうか。健康のためには「少量ずつ、こまめに」を原則に、1日に少なくともコップに5杯の水分を補給する必要があります。その補給法について書いてみました。
かつては「もう歳だから」と諦めていた体力や気力が低下した「フレイル」と呼ばれる状態は、その兆候に早めに気づき生活習慣を改善すれば、要介護状態への進行を食い止めることができます。その第一歩となるフレイルチェックの方法を紹介します。
健康長寿の方はよく寝ていると言われます。105歳で亡くなられた日野原医師も、睡眠の「時間より質」の大切さを説き、熟睡できる「うつぶせ寝」を自ら体験し、その生理的効果を広くアピールされていました。今回はその紹介を……。
高血圧は心筋梗塞など死に直結するリスクの高い病気の引き金になりやすく、健康長寿の実現には看過できない健康課題です。その正確な診断と治療に家庭血圧測定が大きな意味を持つこと、またその望まれる方法について、日野原医師の教えを書いてみました。
健康長寿の実現を難しくしている要因の一つである入浴中の事故死が、交通事故死を超えて増えています。原因は、冬場の急激な温度差による血圧の変動、いわゆる「ヒートショック」です。その防止策としての入浴法や「ヒートショック予報」を紹介します。
「転倒による骨折」は、要介護・寝たきり状態の原因の上位にランクインしています。国立長寿医療研究センターのサイトにある「高齢者のための転倒防止セルフチェック」で自らの転倒リスクを把握し、リスク応じた予防策に取り組むことをおすすめします。
「高齢になり自分の歯が多く保たれている人は健康寿命が長く、要介護の期間が短い」とする研究結果があります。「80歳で20本以上」が理想とのこと。その秘訣は毎日2回のブラッシングによりむし歯と歯周病を予防することが大切とのこと……。
健康長寿を全うされた日野原医師の健康法の一つが、「毎朝オリーブオイルを飲む」こと。オリーブオイルの「オレイン酸」が悪玉コレステロールを減らして動脈硬化性疾患の発症リスクを下げるうえに、腸活効果により免疫力を高める効果も……。
105歳で昨年逝去された日野原重明医師は、取材の都度、健康長寿を全うするための秘訣を話してくれました。そのひとつが足腰を鍛えて「自分の足で歩くこと」。そのためには、筋肉の健康に欠かせない良質のたんぱく質を十分撮ることだと……。