「オリーブオイル」と日野原医師の「健康長寿」

オリーブオイル

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毎朝飲むオリーブオイルが
日野原医師を健康長寿に

健康長寿、つまり健康で自立して暮らすことができる状態で長生きしたいということは、多くの方に共通する願いではないでしょうか。

この健康長寿を見事にまっとうされ、2017(平成29)年7月に105歳で亡くなられた日野原重明医師には、いくつか独自の健康法がありました。その一つが、「毎朝15グラムほどのオリーブオイルを飲むこと」でした。

取材を終えた後の雑談でこの話をうかがったのですが、そのときはとっさに、「えっ、オリーブオイルを飲むって、そのままですか?」、と聞いてしまいました。そのまま飲んだら「にがくないかしら」「辛くてのどが荒れたり、むせたりするのではないかしら」と心配になってのことでしたが……。

「15グラムは大さじに山盛り一杯ほどになりますが、そのまま飲みます。フレッシュジュースに入れて飲むこともありますよ」とのお返事。「若々しいオリーブの実を早摘みして搾ったものなら抵抗なく飲める」とのことでした。

早速その取材の帰りにデパートの地下に立ち寄り、ソムリエがすすめる早摘みのエキストラバージンオリーブオイルを試飲させてもらいました。その銘柄がなんだったか忘れましたが、確かにマイルドな味で無理なくいただくことができ、なるほどと納得させられたものです。

オリーブオイルの「オレイン酸」が、
動脈硬化の発症リスクを下げる

オリーブオイルは、オリーブの実を搾ってつくられることから「オリーブのフレッシュジュース」とも呼ばれていて、発祥の地は地中海地方です。

この、地中海沿岸地域に暮らす人びとには、「心筋梗塞のような動脈硬化による生活習慣病が非常に少ないことが、統計値で明らかになっています」と、日野原医師。その理由は、一年を通しての温暖な気候もさることながら、この地域の人びとが毎日の食事で好んでとっているオリーブオイルにあるそうです。

オリーブオイルには「オレイン酸」が大量に含まれています。このオレイン酸の、善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロール(LDLコレステロール)だけを減らす働きにより、動脈硬化を予防し、心筋梗塞などの発症リスクを大幅に下げているのだそうです。

オリーブオイルは不飽和脂肪酸

ちなみに、私たちが毎日の食事でとっている油には、常温で固まる性質をもつ飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)と、常温では固まらない不飽和脂肪酸があります。

バターやラードに代表される飽和脂肪酸については、1960年代に心臓病の危険因子というレッテルが貼られて以来、すっかり敬遠されています。

しかしオリーブオイルは、 アマニ油 (亜麻仁油:亜麻という植物の種子を搾った油)やごま油、魚の油(DHAやEPA)とともに好んで使われる不飽和脂肪酸です。

オリーブオイルを朝飲むと
「腸活」効果が期待できる

オリーブオイルについては、動脈硬化性疾患*の発症リスクを下げることに加え、「腸活(ちょうかつ)」という重要な効能が期待できることがわかっています。

*動脈硬化性疾患とは、動脈硬化によって起こる疾患で、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)、大動脈瘤などがあげられる。

「腸活」とは、腸に本来備わっている機能を活性化させ、腸内にたまっている老廃物、早い話が「便」をスムーズに排泄させることです。

「腸活」という言葉の名付け親は、自律神経の研究の第一人者として世界的に高名な小林弘幸医師(順天堂大学教授)だと聞いています。健康関連のテレビ番組によく出ておられますから、ご存知の方も少なくないでしょう。

小林医師はさまざまな便秘対策を紹介しておられますが、なかでもオリーブオイルによる方法は人気が高いと聞きます。その方法は、朝起きぬけの、胃や腸がまだ十分活動を始めていないときを狙い、大さじ2杯ほどのオリーブオイル、できればエキストラバージンオイルを飲むという、簡単なものです。

飲んで体内に入ったオリーブオイルは、胃や小腸で消化・吸収されずにそのままの状態で直接大腸に届き、腸を刺激して、あるいは腸内で硬くなって停滞している便を軟らかくして、排便を促してくれるというわけです。

ただし、胃腸に何かしらのトラブルを抱えている方は、安全のため、かかりつけ医に相談してから飲むことをお勧めします。

オリーブオイルによる腸活で、
期待できる「免疫力アップ」

排便がスムーズになれば、結果としてダイエット効果が期待できるとして若い世代の女性に特に好評です。ダイエット効果だけではありません。実はこの腸活には、排便の先に、もっと大きな効果があるのです。

腸には、私たちの身体中にある免疫細胞の約70%が集まっていると言われています。オリーブオイルによる腸活により腸内環境が健康な状態に改善されると、腸内の免疫細胞の働きが活性化して免疫力が高まります。

免疫力、つまり病(疫病)を免れる力が高まれば、外から侵入してくるコロナやインフルエンザなどのウイルス、風邪や肺炎の原因菌、さらには体内で発生するがん細胞との戦いにも、ことさら強い抵抗力を発揮してくれます。

長く歳を重ねていくとつい食が細くなったりして、そのぶん栄養状態も低下しがちです。栄養状態が低下すれば、自ずと免疫力も低下して、感染を受けやすくなったり、病気の治りが遅くなったり、悪化しやすくなったりするものです。

このような状態を改善して健康長寿を全うするには、免疫力アップが期待できるオリーブオイルはとても魅力的に思えるのですが、いかがでしょうか。

トザバラス 飲む オリーブオイル エキストラバージン など、若々しいオリーブの実を早摘みして搾った飲みやすいタイプのものを選ぶと、むせたりすることなく飲むことができます。

なお、「オリーブオイルを飲むのはどうも……」という方には、消化器科の現役看護師監修のもとに作られた腸活サプリのナースキュア シンバイオティクス EX をおすすめします。少々高価ですが、1日1カプセルで2か月分のお値段で、腸活効果による美肌効果も実感でき、特に女性の間で人気が増していると聞きます。

腸活効果に活用したい第三の食物繊維

腸活と言えば、このところ注目を集めているのが、「第三の食物繊維」として知られる「レジスタントスターチ」、日本語では「難消化性でんぷん」です。

同じ茶碗一杯のご飯も、炊きたての熱々を食べるより、冷ましてから食べるほうが、レジスタントスターチにより腸活効果が上がり、血糖値のコントロールやダイエット、さらには免疫力アップにつながるという話を「太りにくい主食「レジステントスターチ」で書いていますのでご覧ください。

「うつぶせ寝」と「牛ステーキ」も
健康長寿の秘訣だった

日野原医師は健康長寿の秘訣として、オリーブオイルとは別に、「うつぶせ寝」で「よく眠ること」もあげておられました。

かれこれ30年近く続けて、4時間の睡眠でも日中は驚くほど活動的で、「診療中に眠くなるようなことはもちろんありませんでした」と語っておられました。
⇒ 「うつぶせ寝で熟睡」を続けていた日野原医師

加えて、「週に2、3回、夕食に摂る牛ステーキ」も、日野原医師の健康長寿の秘訣だったようです。詳しくはこちらを。
⇒ 「肉好き」に健康長寿の方が多い理由は?