健康長寿を全うするために一覧

大人用粉ミルクで低栄養によるフレイル予防

在宅で要介護者を介護している家族を対象に行った調査で、48%の要介護者が低栄養の傾向にあるとの結果が報告されている。低栄養状態はフレイルに陥りやすく、栄養状態の改善は必須だ。手軽な栄養源として、良質なたんぱく源である「大人用粉ミルク」を紹介する。

国内初「健康寿命を伸ばすための提言」まとまる

健康寿命を延ばす、つまり健康で長生きするために必要な、エビデンスのある予防的行動や習慣に関する提言が公表された。国内にある6つの高度専門医療研究センターが共同でまとめたもので、喫煙や飲酒、食事、心理社会的要因など10項目ある提言のなかからいくつかを紹介する

南アフリカ産「ルイボスティー」で免疫力アップ

世界有数の鉱物資源が豊富な大地で育つ「ルイボス」の葉で作られる「ルイボスティー」は、豊富な各種ミネラルに加えて抗酸化物質も多く、免疫力を高める効果も期待できる。産地の南アフリカでは「不老長寿の飲み物」としてのルイボスティーを、コロナ対策にどうだろうか。

補聴器に頼るほどではない軽い難聴に集音器を

年齢を重ねていくと大なり小なり聞きとりにくくなってくることがある。この加齢性難聴は誰にも起こり得るのだが、「自分としては補聴器を使うほどではない」ものの、聞きとりにくいというときは、集音器を使ってみてはどうだろうか。集音器と補聴器はどう違うのか書いてみた。

コーヒーはホットで飲むなら「少しぬるめ」を

コーヒーについては、一時期発がん性が指摘されたものの、その後コーヒー成分の発がん性は否定された。だが、ホットコーヒーが熱すぎると食道がんのリスクがあることが指摘されている。一方で、コーヒーに含まれるポリフェノールのクロロゲン酸には抗酸化作用が期待できる。

転倒予防のためにも「猫背」は早めに改善を

スマホ操作に夢中でいると背中を丸めた「猫背」になりがち。自分には楽な姿勢でも、肩こり、腰痛、片頭痛、ポッコリお腹を招くことに。やがては腰も曲がって「円背」に進み、転びやすく、要介護や寝たきりにつながりやすい。その予防のためにも猫背は早めに治したい。

コロナ感染予防とフレイル予防の両立にアプリを

新型コロナウイルスの感染対策として続いた自粛生活による運動量低下により、フレイルの準備状態にある人も少なくないだろう。要介護者を増やさないためにも、何とか運動と食生活両面の充実をと、研究チームが開発したフレイル予防のためのスマホアプリを紹介する。

気持ちが落ち着かないときは深呼吸を!!

新型コロナウイルスへの感染が心配で、息が詰まる日々が続くなか、ストレスから呼吸は浅い胸式呼吸になりがち。肺の酸素不足を解消するには、深く大きい腹式呼吸をすすめたい。たとえば坐禅の呼吸法により心身をリフレッシュして、ウイルスに負けない体力と気力を。

「フレイル」予防に岡山県のリーフレット活用を

転倒や骨折、要介護の原因となる「フレイル」を予防の取り組みが進んでいる。岡山県のリーフレットには、自分のフレイルリスクを知ることから始め、口から食べるための体操、虫歯予防、炭水化物とたんぱく質を十分摂る食事の工夫をコンパクトにまとめてあり、好評だ。

栄養の宝庫「アボカド」でフレイル予防を

高齢者の単身世帯や高齢者だけの世帯が増えるなかで、その食生活が気がかりだ。食が細くなることに加え、手間を省こうと食事を簡略化、あるいは欠食して、低栄養状態からフレイルに陥りがちだ。そんなリスクを避けるべく、栄養価の高い「アボカド」をすすめたい。

認知症予防をインド人の食生活に学ぶ

インド人にアルツハイマー病が際立って少ないことはよく知られている。その理由はカレーにあると考えられていた。間違いはないが、むしろカレーに入れるターメリックというスパイスに多く含まれるクルクミンというポリフェノールが鍵だという話を書いてみた。