おむつの給付&おむつ代助成制度の活用を
要介護高齢者が在宅で生活していくには、公的保険のある医療費や介護費以外にかかる費用が多々ある。そのひとつで、月に1万円を超えることもあるおむつにかかる費用については、各市区町村が現物支給やおむつ代を助成する制度を設けている。その紹介を。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
要介護高齢者が在宅で生活していくには、公的保険のある医療費や介護費以外にかかる費用が多々ある。そのひとつで、月に1万円を超えることもあるおむつにかかる費用については、各市区町村が現物支給やおむつ代を助成する制度を設けている。その紹介を。
病気になったら大きな病院にかかりたいと考えがちだが、そこには一定のルールがある。かかりつけ医などによる紹介状が必要で、それがないと待ち時間は長くなるし、何より特別な料金が請求される。この特別料金と紹介状についてまとめた。
病気やけがにより心身に障害を負った場合、国から障害年金を受給できる。これには、障害基礎年金と障害厚生年金がある。いずれにも受給要件があり、加入している年金制度によって、また障害の程度により受給の可否や年金額が異なる。そのポイントを。
国や自治体の福祉サービスの利用には身体障害者手帳の取得が条件になっているものが少なくない。ところで、この手帳を取得できるのはどのような障害を抱えている人なのか、この手帳を所持しているとどんなサービスを受けることができるのか、まとめてみた。
在宅で療養生活を送るには、自立や安全のために車いすや歩行器どの福祉用具が必要になることが多い。この福祉用具のなかには、レンタルや購入する際に介護保険を利用できるものがある。その詳細と、福祉用具の選択・取扱いのプロである「福祉用具専門相談員」についてまとめた。
脳梗塞の後遺症として麻痺や関節の拘縮が起きた状態で移動にも支障があるような在宅療養者には、訪問リハビリとは別に「訪問マッサージ」というサービスが用意されている。自費で利用している方も少なくないと聞き、医師の同意書があれば医療保険が適用になることを紹介する。
公的介護保険サービスの利用料金体系、「介護報酬」の改定年度を迎え、厚労省は4月からの改訂方針をまとめた。新型コロナ感染拡大の影響により、経営的に苦境にある事業者を救済し、職員の待遇改善のために、介護サービスの利用者負担はおおむね増額を余儀なくされている。
酸素療法や経管栄養を続けている等の医療依存度が高い在宅療養者には必須の訪問看護。医療保険で利用する際には、必要な手続きを踏めば既定の利用枠を超えてサービスを受けることができる仕組みが用意されている。その、利用に必要な要件と、手続きをまとめた。
「民生委員」という名の地域福祉ボランティアは、全国で23万人が活動していると聞く。「名前だけは聞いたことがあるが、実際何をしている人なのか」はわからず、「自分には遠い存在」と認識している人が多いようだ。介護や医療、生活上の困りごとなど相談を。
寝た姿勢から、坐って、立ち上がるまでをサポートしてくれるベッドが在宅現場でうわさになっている。ただ背もたれを上げるだけでなく両サイドをさえる機能も付いていて、安定した座位で食事もできるし、足底を床につけて立つことも。何より介護保険の適用が嬉しい、と。
通称「MSW」として知られる医療ソーシャルワーカーは社会福祉の専門家。入院中や退院後の暮らしに関する困りごとや気になることで、病状や治療に関すること以外なら何でも相談できる。特に、退院や転院時には、介護保険や社会福祉・保証制度などには頼もしい助っ人だ。
在宅療養を続けていると医療費、介護費共にかなりの高額で、家計への負担が重すぎることがある。そんなときに積極的に利用したいのが「高額介護合算療養費制度」だ。世帯単位であること、毎年申請が必要なこと、2年間という事項があることなど、制度活用上の注意点をまとめた。
医療費に高額療養費制度があるように、介護サービスにかかる費用にも高額介護サービス費制度という負担軽減の仕組みがある。申請すれば、決められた自己負担上限額を超える額を給付してもらえるのだが、所得に応じた上限額がなかなか複雑だ。ポイントをまとめた。
医療機関で検査を受けたり薬局で処方薬を受け取って支払う医療費は、一部の自己負担分だけに抑えられるものの、高額になることも珍しくない。その負担が家計を苦しめないよう「高額療養費制度」が設けられている。この制度の利用方法についてポイントをまとめた。
公的な医療保険も介護保険も在宅療養の費用負担を軽減してくれるが、これでお金の問題がクリアできるわけではない。療養が長引けばその分負担は重くなり心労に…。その負担を少しでも軽くしようと、民間の保険会社が始めた在宅医療向けサービスに注目してみた。