フレイル予防に大豆たんぱくの「代替肉」を
今アメリカの健康志向の強い人たちの間に大人気のハンバーガーがあるとNHKが伝えている。植物由来の代替肉を使っているというのだが、映像上は牛肉特有の赤っぽい色でいかにも肉っぽい。この秘訣を探ると、ルーツは日本人科学者の80年前の発見にあった……。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
今アメリカの健康志向の強い人たちの間に大人気のハンバーガーがあるとNHKが伝えている。植物由来の代替肉を使っているというのだが、映像上は牛肉特有の赤っぽい色でいかにも肉っぽい。この秘訣を探ると、ルーツは日本人科学者の80年前の発見にあった……。
ツイッターで個人を名指しし「アルコール依存症」であると決めつけた云々で騒ぎに……。メディアがこの件を取り上げるのを聞き、自分のアルコールとの付き合い方が気になっている方には、まずはアルコールス症クリーニングテストによるセルフチェックをすすめたい。
連日の暑さでからだのだるさが抜けないときは、熱中症予防のために水分を摂りすぎで食事が疎かになっていることが珍しくない。疲労の回復には、必須アミノ酸の一つであるヒスチジンを食事から摂るといい。ヒスチジン補給には保存食のかつお節を活用するのがおすすめだ。
今や重曹は、食品添加物や掃除用洗剤、さらには口臭や体臭の消臭剤としても人気だ。しかし「NAHCO3」という化学式が示すようにナトリウム化合物であり、高血圧で減塩を心がけている人には注意が必要。市販の健胃剤にも重曹入りのものがあって要注意です。
死にまつわる話は避けがちだ。そのため「人生会議」の普及はあまり進んでいない。しかし、熱中症が心配されるこの時期、父親の脱水を心配して点滴をすすめる娘との話がきっかけとなり、実は平穏死を希望している旨を家族に伝えることができた父親の話を紹介する。
加齢に伴って起こりやすい目のトラブルに「加齢黄斑変性」がある。ものがゆがんで見えたり、視野の中心が黒く欠けるなどの異常があるときはこれが疑われる。片目ずつ見え方をチェックして早期発見に努めるとともに、喫煙者は禁煙を、またDHAや緑黄色野菜で予防を。
認知症の家族を介護していると、つい口調がきつくなりがちだ。だが、フランス生まれのユマニチュードが提唱する4つのコミュニケーション技法でかかわっていると、自分が優しくなれるだけでなく、認知症の本人も優しくなってくる。そんな体験談を紹介する。
宗派を超えた僧侶など臨床宗教師をはじめとする宗教者が、こころの奥深いところに生じる悲しみや苦しみにじっと耳を傾けてくれる場所がある。「カフェ・デ・モンク」と呼ばれる移動式喫茶店がそれだ。勧誘を受ける心配がないから、安心して訪れることができる。
認知症症状が進むにつれ意思の疎通が難しくなってくると、ともすれば「認知症だから」と諦めがちではないだろうか。しかし症状が進んでも相手の表情を読み取る能力は残っているケースが多いことが研究で明らかにされている。穏やかな態度と笑顔で接する心がけを。
高齢者の単身世帯や高齢者だけの世帯が増えるなかで、その食生活が気がかりだ。食が細くなることに加え、手間を省こうと食事を簡略化、あるいは欠食して、低栄養状態からフレイルに陥りがちだ。そんなリスクを避けるべく、栄養価の高い「アボカド」をすすめたい。