「いのちの終活」という言葉に込めた思い
人生の終わりに向けた終活は、生前の身辺整理に限られがち。しかし「いのち」についても、医療者任せではなく自分で納得できるものにしたいという人が増えています。その実現のための事前指示書、さらに進めたACPについて書いてみました。
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
人生の終わりに向けた終活は、生前の身辺整理に限られがち。しかし「いのち」についても、医療者任せではなく自分で納得できるものにしたいという人が増えています。その実現のための事前指示書、さらに進めたACPについて書いてみました。
女優の樹木希林さんの最期は、彼女の生き方そのままに覚悟のある死と、私には映りました。どうすればあんな見事な逝き方ができるのか。その答えは「事前指示書」に基づく「アドバンス・ケア・プランニング」にあるように思います。