退院や医療費の相談は医療ソーシャルワーカーに
通称「MSW」として知られる医療ソーシャルワーカーは社会福祉の専門家。入院中や退院後の暮らしに関する困りごとや気になることで、病状や治療に関すること以外なら何でも相談できる。特に、退院や転院時には、介護保険や社会福祉・保証制度などには頼もしい助っ人だ。
通称「MSW」として知られる医療ソーシャルワーカーは社会福祉の専門家。入院中や退院後の暮らしに関する困りごとや気になることで、病状や治療に関すること以外なら何でも相談できる。特に、退院や転院時には、介護保険や社会福祉・保証制度などには頼もしい助っ人だ。
新型コロナウイルスの感染対策として続いた自粛生活による運動量低下により、フレイルの準備状態にある人も少なくないだろう。要介護者を増やさないためにも、何とか運動と食生活両面の充実をと、研究チームが開発したフレイル予防のためのスマホアプリを紹介する。
「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスに対する消毒の有効性は、現時点では十分確認されていない。だが、学校や公共施設でその噴霧や散布が行われていることに文科省がストップをかけた。健康上のリスクが理由だが、大人にも噴霧・散布禁止すべきだ。またその使用自体を慎重に。
コロナ時代に推奨される新しい生活様式では、マスクの着用が欠かせない。しかし、これから迎える高温多湿のシーズンには、マスクの着用が熱中症のリスクを高める可能性がある。そこで厚労省と環境省が公表した指針、「新しい生活様式」における熱中症予防の注意点を紹介する。
「クラスター」や「オーバーシュート」などのカタカナ語が飛び交っている。医師らが使うのはやむを得ないが、メディアがそのまま使っていることに「かえって脅威を感じる」との声が多い。新型コロナウイルスは正体不明なだけに、使い慣れた日本語で伝える努力を求めたい。
熱中症のシーズンがやってきた。高齢者は脱水症に陥りやすいだけに水分補給に励みたい。ただ、スポーツドリンクは糖分過多による肥満につながりやすく注意が必要だ。おすすめは飲み慣れているお茶、それもミネラルやポリフェノールが含まれる「なたまめ茶」だ。
政府が全戸配布の方針を打ち出して「布製マスク」。折しもWHOが、COVID-19感染予防策としてのマスク着用に関する指針を見直したのを受け、欧米諸国でもマイクの着用が奨励されている。布製マスクにはサージカルマスクに匹敵する飛沫飛散防止効果があるとも……。
新型コロナウイルスへの感染を公表した阪神タイガーズの藤浪投手。受診のきっかけは嗅覚・味覚異常だったとの報道を機に、全国の耳鼻咽喉科外来に同様の症状を訴える患者が相次ぎ、感染拡大を危惧した日本耳鼻咽喉科学会が受診の目安を示している。そのポイントを。
慢性疾患で定期的にかかりつけ医の診療を受け、定時処方を受けている人には、この時期、新型コロナウイルスの感染リスクの高い医療機関に出掛けて行くのは不安だろう。この際、出掛ける必要のないオンライン診療、オンライン服薬指導を活用してみてはどうか。その方法をまとめた。
エンシュアを食事代わりにしている先輩から、「エネーボ」という経腸栄養剤を併用することに意見を求められた。調べてみると、エンシュアに含まれていない微量元素や栄養成分が含まれている。たんぱく質含有量も多いのだが、最終判断はかかりつけ医になろう。
新型コロナウイルスへの感染が心配で、息が詰まる日々が続くなか、ストレスから呼吸は浅い胸式呼吸になりがち。肺の酸素不足を解消するには、深く大きい腹式呼吸をすすめたい。たとえば坐禅の呼吸法により心身をリフレッシュして、ウイルスに負けない体力と気力を。
昔から風邪のシーズンになると「うがいをしなさい」と言われたものだ。ところが新型コロナウイルスについては、厚生労働省も感染予防策から「うがい」を外している。同じ呼吸器系感染症なのに、うがいに感染予防の効果は期待できないとするエビデンスがあるのか、調べた。
新型コロナウイルス感染症については、この1~2週間が感染拡大阻止の正念場だ。国民一人ひとりが敵の正体を理解したうえで感染予防に取り組むことが求められる。そのためのハンドブックが専門家の監修でまとめられた。換気や消毒など家庭での具体策が大いに参考になる。
今回の診療報酬改定により、2020年4月から医療保険が使える禁煙治療の対象に、加熱式タバコが加えられた。また、12週間に5回行われる治療の初回と最終回は従来通り対面診療だが、2~4回はスマホなどによるオンライン診療も可能となった。その詳細をまとめた。
国立がん研究センターの研究チームが納豆と死亡リスクの関連性を15年間追跡調査し、納豆により死亡リスクが下がることを確認した。特に循環器疾患による死亡リスクが低減するという。そんな栄養価の高い納豆はいつ、どのくらい、どう食べるのがいいのか。