キョンキョンです一覧

終末期の医療をめぐり家族間で対立したら

「患者アドボカシー相談室」を設置する病院が増えている。従来の、苦情受付のような相談室とは違い、そこにいる医療メディエーターが、中立第三者の立場で患者と医療者間、ときに患者と家族間の対話を仲介して関係の修復を図り問題解決の手助けをしてくれるという。

「フレイル」予防に岡山県のリーフレット活用を

転倒や骨折、要介護の原因となる「フレイル」を予防の取り組みが進んでいる。岡山県のリーフレットには、自分のフレイルリスクを知ることから始め、口から食べるための体操、虫歯予防、炭水化物とたんぱく質を十分摂る食事の工夫をコンパクトにまとめてあり、好評だ。

続けている胃ろうを中止して自然にゆだねたい

80代の母親の在宅介護を続ける友人から「半年ほど続けてきた胃ろうからの栄養補給を中止して自然にゆだねたいと母親が言い出した」と相談を受けた。もちろん本人の意思で中止はできるのだが、いくつか条件はある。そのことと、中止した後の口から食べる話をまとめた。

寝起きや睡眠中の腰痛は「腰枕」で解消する

日本人の多くが悩む腰痛の中には、日中は痛まないのに寝起きや睡眠中に痛むタイプがある。原因の多くは敷きマットレスが軟らかすぎて寝返りを妨げることにある。対策として、硬めのマットレスに取り替えればいいのだが、より手軽な方法として腰枕をすすめたい。

高血圧の降圧目標値がより厳しくなりました

5年ぶりに改訂された「高血圧治療ガイドライン2019」。基準値は据え置かれたものの、降圧目標値は10㎜Hg引き下げられ、より厳しくなっている。降圧治療の基本は減塩だ。この1日摂取目標量も来年度から0.5㌘減が予定されている。そのポイントは……。

「アルコール依存症」と聞いて気になった方へ

ツイッターで個人を名指しし「アルコール依存症」であると決めつけた云々で騒ぎに……。メディアがこの件を取り上げるのを聞き、自分のアルコールとの付き合い方が気になっている方には、まずはアルコールス症クリーニングテストによるセルフチェックをすすめたい。

そのだるさ、熱中症予防の水分摂取が原因かも

連日の暑さでからだのだるさが抜けないときは、熱中症予防のために水分を摂りすぎで食事が疎かになっていることが珍しくない。疲労の回復には、必須アミノ酸の一つであるヒスチジンを食事から摂るといい。ヒスチジン補給には保存食のかつお節を活用するのがおすすめだ。

人生会議(ACP)は脱水と点滴の話で始まった

死にまつわる話は避けがちだ。そのため「人生会議」の普及はあまり進んでいない。しかし、熱中症が心配されるこの時期、父親の脱水を心配して点滴をすすめる娘との話がきっかけとなり、実は平穏死を希望している旨を家族に伝えることができた父親の話を紹介する。

ゆがんで見えたら加齢黄斑変性を疑って!!

加齢に伴って起こりやすい目のトラブルに「加齢黄斑変性」がある。ものがゆがんで見えたり、視野の中心が黒く欠けるなどの異常があるときはこれが疑われる。片目ずつ見え方をチェックして早期発見に努めるとともに、喫煙者は禁煙を、またDHAや緑黄色野菜で予防を。

ユマニチュードで認知症の方に優しさを伝える

認知症の家族を介護していると、つい口調がきつくなりがちだ。だが、フランス生まれのユマニチュードが提唱する4つのコミュニケーション技法でかかわっていると、自分が優しくなれるだけでなく、認知症の本人も優しくなってくる。そんな体験談を紹介する。