2019年03月一覧

医療費も介護費も高額なときに助かる制度

在宅療養を続けていると医療費、介護費共にかなりの高額で、家計への負担が重すぎることがある。そんなときに積極的に利用したいのが「高額介護合算療養費制度」だ。世帯単位であること、毎年申請が必要なこと、2年間という事項があることなど、制度活用上の注意点をまとめた。

高い介護費には高額介護サービス費の申請を

医療費に高額療養費制度があるように、介護サービスにかかる費用にも高額介護サービス費制度という負担軽減の仕組みがある。申請すれば、決められた自己負担上限額を超える額を給付してもらえるのだが、所得に応じた上限額がなかなか複雑だ。ポイントをまとめた。

在宅医療費を民間の医療保険でカバーする

公的な医療保険も介護保険も在宅療養の費用負担を軽減してくれるが、これでお金の問題がクリアできるわけではない。療養が長引けばその分負担は重くなり心労に…。その負担を少しでも軽くしようと、民間の保険会社が始めた在宅医療向けサービスに注目してみた。

「エンシュア」を医師に処方してもらえない!?

食事による栄養補給が難しくなっても人工栄養ではなく「口から食べる」ことにこだわりたいとき、エンシュアは強力な味方だ。が、介護保険施設ではコストの関係で、医薬品であるエンシュアを処方してもらえないことがある。その理由と代替品についてまとめた。

「エンシュア」はどこまで食事代わりになるのか

「エンシュア」というドリンクタイプの総合栄養剤については、胃瘻などの人工栄養に代わる選択肢として考える際に、「どこまで食事に代われるのか」との疑問を持つ方は多い。そこで、実際「エンシュア」を食事代わりにしている方の話や体験をまとめてみた。

「エンシュア」をおいしく&効果的に飲む

エンシュア・リキッドを食事として栄養を確保しているがん患者や高齢者が増えている。必要な栄養素がバランスよく配合されていて、味もバニラ味、コーヒー味など何種類か用意されているのだが、もともとの栄養価を下げずにおいしく飲むには少しの工夫も必要だ。

「エンシュア」で「口から食べる」をあきらめない

がん患者や誤嚥性肺炎のリスクにより口から食べることを「やめたほうがいい」と医師から言われる高齢者の間で、「エンシュア・リキッド」という栄養剤が人気と聞く。医薬品だから医師の処方が必要だが、胃瘻などの人工栄養を選択する前に検討してみてはどうか。