延命のための人工呼吸器をつけたいですか
自分で呼吸できなくなったときに「人工呼吸器をつけたいか、つけたくないか」は、事前の意思表示に必須の項目です。人工呼吸器を使えば、呼吸が停止しても生き続けることができますが、その中止が法的には認められていないとなれば、判断に迷うのでは?
女優の樹木希林さんの死は見事でした。どうすればあのような終わり方ができるのか――。終末期における医療・ケアの受け方を中心に、我が事として考えたあれこれを、綴ってみたいと思います。
自分で呼吸できなくなったときに「人工呼吸器をつけたいか、つけたくないか」は、事前の意思表示に必須の項目です。人工呼吸器を使えば、呼吸が停止しても生き続けることができますが、その中止が法的には認められていないとなれば、判断に迷うのでは?
高齢者に多い誤嚥性肺炎や慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、自分で呼吸できない事態に陥るリスクを伴います。そのサインである「息切れ」「咳き込み」「息苦しさ」を自覚するようなら、もしものときにどうしたいかを考えておくことをおすすめします。
「ピンピンコロリ」を望んでいても、歳を重ねるにつれて食が細くなり低栄養に陥りがち。低栄養が続けば活動は鈍くなり、「閉じこもり」や「寝たきり」になりがちです。その予防策として、おかずの食べ方の指針となる「まごたち食」を紹介します。